月別アーカイブ: 2022年4月

「日本だけインフレ回避など出来ない。どうする日銀?」「取引相手の信用調査に時価評価を使うのはデューデリの時と同じ」「日銀は保有国債に時価会計を適用するのが筋』の筋」他

2022年04月14日

1.「経験あるトレーダーが少ない」 昨日のブルムバーグ記事。言い得て妙。「ラガルドECB総裁ら当局者はスタグフレーションの可能性を否定しているが、一つだけ確かなことがある。実世界でインフレを経験したトレーダーが限られてい …続きを読む →

「著しい対照の結果、著しい円安ドル高を招く」「どこまでも続く米長期金利の上昇」「円安進行が、まだまだだという理由」他

2022年04月13日

1.「著しい対照の結果、著しい円安ドル高を招く」 これはとても重要なポイントだ。日経新聞いわく「日銀の保有資産が再び膨張している」。「こうした日銀の動きは金融政策の正常化に動く海外中銀と著しい対照をなす(藤巻注:著しい、 …続きを読む →

(本日第2弾)「異次元緩和でたまった膿が一気にあふれ出そう、大丈夫か日銀、円?」

2022年04月12日

本日は朝に第1弾を更新しています。そちらもお読みいただければ幸いです。 「異次元緩和でたまった膿が一気にあふれ出そう、大丈夫か日銀、円?」 「3月の国内企業物価指数は前年同月比で9.5%上昇し39年3か月ぶりの上昇だ。な …続きを読む →

「私の経験からして今ほど分かりやすいマーケットは無い」「円安、米長期金利上昇必至」「FRB は強烈な引き締めを今後行っていくだろう」他

2022年04月12日

1.「私の経験からして今ほど分かりやすいマーケットは無い」 私がディーリング部署に配属されたのは1980年。当時は資金課長席と為替課長席にしか、情報機器(ロイター)が置いてなかった。私の机の上には、ぐるぐる取っ手を回して …続きを読む →

「おいおい、大丈夫か?日銀」

2022年04月11日

1.「膨らむ日銀 債務超過の足音」(2018年6月7日の日経新聞) 2018年6月7日の日経新聞記事。「膨らむ日銀 債務超過の足音、描けぬ出口戦略」。日本経済研究センターの分析で「日銀の自己資本は底をつき、債務超過に陥る …続きを読む →

「FRB、4%超までの利上げが必要にも-ゴールドマンのハッチウス氏」「このままのペースで米国長期金利が上昇した時、地銀は大丈夫か?」「邦銀の米国債売りの為替への影響はドル高/円安」「日銀は政策修正が出来るのか?」他

2022年04月10日

1.「FRB、4%超までの利上げが必要にも-ゴールドマンのハッチウス氏」 ハッチウス氏の個人的見解とはいえ、政策金利が4%超えなら米国債10年物は6%だな。一方、日銀は金利を引き上げられない。引きあげれば巨額の債務超過だ …続きを読む →

「FRB 資産圧縮の衝撃度」「自国通貨建て国債もデフォルトを起こす」他

2022年04月08日

1.「FRB 資産圧縮の衝撃度」 最近、電車に乗って新聞紙面を広げているのは1車両で私一人くらいなものになってしまったが、紙媒体もそれなりに価値がある。新聞社が、その記事内容の重み、重要性、マーケットに与えるだろうインパ …続きを読む →

「重要事件発生,真近か、大丈夫か日銀、円?」

2022年04月07日

「重要事件発生,真近か、大丈夫か日銀、円?」 もともと、私は、FRB の利上げよりも資産収縮が始まるときこそ、マーケットに衝撃が走ると言ってきた。ついにその時が5月に来てしまう。5月からFRBは世の中にばらまかれたお金の …続きを読む →

(本日第2弾)「$/¥の本格的急上昇は5月のFOMC会合後から始まる」

2022年04月06日

本日は朝に第1弾を更新しています。そちらもお読みいただければ幸いです。 「$/¥の本格的急上昇は5月のFOMC会合後から始まる」 昨日、ブレイナード理事は量的引き締め(QT)と呼ばれる資産圧縮について「5月にも急ピッチで …続きを読む →

「市場予想を大幅に上回る米国金利上昇 VS バズーカ砲を打ってまで金利上昇断固防止の日銀」

2022年04月06日

  昨晩書いたように、米国の論客中の論客、金融界のオピニオンリーダーでもあるJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOが「FRBの利上げは市場予測を大幅に上回る可能性があり、量的引き締め(QT)も強まる …続きを読む →