(本日、第2弾)
今朝、第1弾をアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。
1.「テスラ最高利益昨年同期の11倍」
テスラの4~6月期の利益は昨年同期の11倍だそうだ。売り上げがトヨタの10分の1のテスラの方がトヨタの時価総額より高いことを日本人は認識すべきだ。
自動車のIT 化を手掛けるトヨタと、(金融、町、家とともに)車をもIT化しようという発想のIT産業では、今フォトも勝負にならないだろう。
1989年に時価総額で世界トップはNTT(1638億ドル)、2位は日本興業銀行(715億ドル)。上位10社のうち7社が日本企業だった。その凋落はすさまじい。今年6月現在では10位どころか50位に、やっとトヨタが36位(3178億ドル)で入っているに過ぎない。1位はアップル(22855億ドル)、2位はマイクロソフト(20403送ドル)、4位はアマゾン・ドットコム(17359送ドル)だ。
財政問題といい、日本人に足りないのは危機感。危機感を持て真剣に何がいけなかったのかを考え大改革を行う必要がある。大きな政府や老人が主導する年功序列経済ではGAFAなどは決して生まれない。若者が自由な発想で、政府の出しゃばりのない社会で「成功すれば大金持ち」との夢を持って働く競争社会が必要だ。
GAFA や石油という二大資源を持つ米国経済は強い、なぜ、日本人は、強い米国に投資せず、衰退していった国の通貨、それも財政赤字で紙くず化しようとしている円にしがみついてきたのか、私は理解できない。
もし、30年前から、日本人が米国の株をはじめとする米国資産を購入していれば、個人は金持ちに、国も円安進行で経済大回復し、財政赤字はこんなにもたまらなかったのに。これも30年来の私の主張。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74209330X20C21A7MM0000/
2.「オリンピック開会式でリーダー2人が起立しなかった問題」
都知事と首相の起立が遅れた問題。組織委員会、あやまっちゃったか~。たしかに、アナウンスしなかったのは、日本の国益にかなりマイナスだったと思うが、アナウンスなどなくても、国家元首が起立すれば、国民は起立するのが西欧人の常識。起立が遅れたお二人が西洋の常識(日本の常識でもあるとは思うのだが、)に慣れていなかったせいだろうと思う。
(録画ではあるが)あれ見て、私は「こりゃまずい」と思ったのも事実。いくら金をとっても、日本はあいかわらず東洋の片田舎だと思われてしまう。「敬意を示す相手には必ず起立する」のは、「レディファーストの実行」、「ドアを次に来る人のために手で支えておく」は、JPモルガン時代、欧米人に馬鹿にされないよう、私が注意していた礼儀の一つだ。西洋人に「どう思われようと関係ない」と思うのなら話は別だが。やはり国のリーダーには、欲しい素養だ。
3「NHKのニュース速報」
今晩、19時のNHKニュースで「新感染者数、過去最高」のシアリアスなニュ―スの最中に「日本柔道金獲得」のニュース速報の字幕。これ、やっぱり、感覚的にまずくない?後のニュースで取り上げればおいい話で、ニュース速報の必要ない。頭を使え。空気を読むべし。