ついに財政ファイナンス相場入り?他

2020年06月07日

小糠雨 雨上がり③(↑小糠雨 雨上がり)

 1.財政ファイナンス相場入り

先週の市場は、世界的な株の上昇、長期金利は底を打ち上昇気味、ビットコイン価格上昇、財政ファイナンスを過激にやっている日本の通貨「円」の下落。まさに世界は「財政ファイナンス(国の借金を中央銀行が紙幣を印刷して賄う)相場」入りをしたと思う。「財政ファイナンス」が世界の市場のメイントピックになり、今後の市場動向を決めるキーワードとなるのなら、「日本市場はまさにシートベルトをお締めください!」だ。財政ファイナンス懸念の世界的長期金利上昇期には日銀も長期金利のコントロールが不能になる。そもそも「長期金利は中央銀行がコントロール出来ない」が昔の金融界の常識。日銀のホームページにもそう書いてあった。長期金利上昇による日銀の債務超過による円の暴落、円の紙くず化のリスクが顕在化してくる。もしくは円下落―>長期金利上昇―>さらなる円の暴落の筋書きの可能性もある。

2.日銀がやっていることは、まさに「The 財政ファイナンス」(日本の財政は   、実質破綻状態)

2020年3月末現在で、国債発行額は987.5兆円。日銀の国債保有額は485.9兆円だから日銀は発行国債の49.2%をも購入したことになる。中央銀行が、国債発行額の半分近くを保有しているなど「財政ファイナンス」と言わずになんというのでだろうか?

4月末時点で日銀の国債保有額は492.7兆円となった。国債発行額985兆円以上で50%を越える。4月の国債発行額の数字が出ると、世界に衝撃が走る可能性もあるのでは?中央銀行が保有国債の半分以上を保有!日本の財政は実質破綻している、と。

3.先週は執筆に専念

ご無沙汰です。先週は金曜日締め切りの長めの原稿、2本の連載原稿、1本の単発原稿(日刊ゲンダイ・11日予定)に集中(かつテニス)していたためSNSはお休みしておりました。また古稀の誕生日を迎え、子供たちとのリモート誕生会でした。沢山の誕生祝いのメッセージありがとうございました。 

4.イギリス免許失効英国運転免許

ロンドン在住中の1983年3月15日にとったイギリスの免許が、70歳の誕生日を迎えたのでついに失効した。今は法律が変わったかもしれないが、更新なしに70歳前日までに有効だったのだ。70歳以降は3年ごとの更新。免許書上に書いてある免許料は10ポンド(当時で約2500円)。5年ごとに更新(当時はもっと短かったと思う)する日本って「規制が多いな~」と思ったことを思い出す。

帰国してからも海外でレンタカーを借りる時はこの免許書がずいぶん役に立った。免許取得の時に感想は「写真もないから、身分証明書にはならないな」だった。しかし、そりゃそうだ。69歳の時に33歳の時の写真が付いていても本人確認は困難だ。しかしサイン欄はある。思うことは顔は変わっても字の下手さは変わらない、と実感。

ちなみに、ロンドンのタクシーの運転手さんは地番を言いさえすればその地に連れて行ってくれる。まさにプロだ。ここに書いてある住所のKenley Road(ウインブルドンの近く)ではよく実感した。しかしその後、引っ越したChuntry Hurst(競馬で有名なエプソム)は2年間で1回もタクシーの運転手さんに通じたことはなかった(発音の下手さの表れ)。家内と一緒の時は家内が告げ、いないときはスペルを言って発音の下手さを乗り切った。 

5.日経新聞に再度宣伝

昨日、日経新聞に、全5段の半分という、いつもの半分のサイズではありますが「日本・破綻寸前 自分のお金はこうして守れ!」の宣伝を出してくださいました。宜しくお願いいたします。日経宣伝

6.レモンの期に着いたアゲハチョウの幼虫&小糠雨後の雨上がりアゲハチョウの蛹小糠雨 雨上がり②