中央日報記事「米国分析」 TBS ラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」

2020年07月24日

1.中央日報記事「米国分析」

毎日新聞元論説委員長の畏友潮田さんの本日のFB。「中国国防大学戦略研究所の戴旭教授が今年3月末に発表した演説。よくわかっている人が中国にもいるんだなあ。実に正確に米国を分析・認識している。しかし、敵を知ったのはいいが、打つ手があんまりなさそうで弱ったね😅 」潮田さんのコメントにえらく同意すると同時にやはりドルにお金を逃がしておかねば、と強く思った次第。https://s.japanese.joins.com/JArticle/268296?fbclid=IwAR2oELeOPO4EhUn6k5c2prL_Nde6g4Mnh2RUqo91kzmLcqRo4ytqES0XgEM 

2.TBS ラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」

本日は朝6:03-6:10までTBS ラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」に出演させていただいた。借金に関して「①国には徴税権がある。②踏み倒しが出来る」という点で国は家計とは違うとの話をした。ただ国でも家計でも「借金は返済しなければならない」点には変わりはない。返済してくれないと誰もがお金を貸してくれないからだ。国債700万円の収入の家計が今年1600万円使って900万円の借金をしなくてはならない。その他に満期が来る借金が1080万円あるからその返済原資も必要だ、したがって、今年は計1980万円の借金が必要だ。しかしすでに累積赤字は1億1150万円もある。そんな返済能力に疑義が生じる家計には銀行は金を貸してくれない。自己破産だ。しかし相手が国なら貸してくれる。徴税権があり、いざとなれば大増税で返済原資を調達してくれるだろうからだ。しかし、それもだんだん怪しくなってきた。増税で借金が返せないとなれば、国は、民間と違い、踏み倒しが選択出来る。まさか江戸時代のような徳政令のような過激なことは出来ないだろうから、ハイパーインフレというソフトな(?)踏み倒しだ。究極の財政再建だが、国民にとっては地獄だ。だから保険の意味でもドルを買うべし、と話した。国民一人10万円の配布で喜んでいる人もいるが、フリーランチなぞない。将来、もらった以上に大きく返済することになることを覚悟すべし、と話した。 

3.コロナに関して

先日、コロナに関しては専門外なので主張はしないと述べたうえで、個人的には死亡者数が一番気になるのに、そして世界の死者数が発表されるのに、日本のマスコミはなぜ死亡者数を報道しないのか?との疑問をSNSに書いた。この2~3日NHKニュースでもやっと死亡者数を取り上げるようになった。私の今の感覚は、おとといの日経夕刊のこの記事に(筆者が癌を扱う放射線医との点を割り引いても)一番マッチしている。政治家がよりコロナ対策に力点を置くのは「癌が増えても責任を取らされない」が、「コロナで死者が増えると責任取らされる」からかな?とも思ってしまう。もっともコロナワクチンの早期の開発が強く望まれることには、いささかも変わりが無い。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO61809280S0A720C2KNTP00/