1.27日~28日のジャクソンホール会議
日経記事は27日~28日のジャクソンホール会議でパウエル議長が、ゼロ金利政策の長期間化に言及し、ポジテイブサプライズになるかのように読めるが、それは市場が読み込み済。長期金利を抑えるYCCを期待していた向きががっかりするネガティブサプライズになるのでは?
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62954170S0A820C2EA4000
2.負のシニョリッジ・少しでも借金が上昇すると日銀はアウト
令和元年度の日銀の国債保有高は、平均482兆円で平均利回りはたったの0.257%。今年度の新発債90兆円は、ほぼ日銀が買い取るとすればゼロ%の金利の国債がそれだけ増える。日銀が保有する国債で、今年度、満期が来る国債は、少なく見積もって50兆円はあるだろう。多少は金利がついていた国債がその分もゼロ%国債に変わる。当然保有国債の利回りは急低下だ。ほんのちょっと金利が上昇すれば、日銀に保有債券の評価損が生じるという意味でもある。保有額が巨大なだけに評価も巨大。それを外国人がどう見るか?円暴落の危機だ。2013年の異次元緩和以降購入してきた債券は大半が10年債以下。2023年までに満期が来て、多少、金利がついていた国債はゼロ%に変わり。莫大になった日銀当座預金の付利金利を上げる時(=インフレ気味になったとき)には、巨大な額の損の垂れ流しとなる。なにせ金利収入はゼロなのだから(膨大な負のシニョリッジの発生)。
3.コロナはテレビで感染する
今NHKの7時のニュースでコロナのニュースが終わった。昨晩のNHKでは「東京都で4日連続で新たな感染者が200人を超えました」と報道していたが、「4日連続で新たな感染者が300人以下でした」とは報道しないのかな?「コロナはテレビで感染するそうなので、見ない方がいいですよ」との内藤さんの揶揄FBを読んだ後なので。