１．（借金を積み上がる怖さ・自転車操業の恐怖・日銀は廃せざるを得ない）
MMT論者は「借金を積み上げることはますます自転車操業になること」を認識していない。借金を増やしていくことは家庭であれ、国であれ、自転車操業をしている自転車のタイヤが年々細くなっていくのと同じだ。なにかあるとすぐコケてしまうようになる。ご自身が毎年１００万円ずつの借金を積み重ねることを考えて欲しい。１００万円をみずほ銀行から１年満期で借りた。１年後は、みずほ銀行は、満期が来た１００万円の継続と新規融資の１００万円の計２００万円の融資要請に応じてくれた。しかし２年後には、借金総額が３００万円になる人には、もう危なくて貸せないと融資を断ってきた、。あなたは３００万円の金策に走りまわらねばならなくなる。その年は、運よく、りそな銀行から借りられたたとしてもその、翌年は、りそな銀行が融資を継続してくれるかわからない。過去融資分は継続してくれたとしても新規１００万円の融資先を探さなくてはならない。もしりそな銀行に融資継続を断られたら、あなたは４００万円の金策に走り回らねばならない。そのまた翌年は５００万円の金策だ。借金が増えていけば倒産リスクが増すので、貸し手を探すのはますます困難になる。借金が増えると自転車操業の度合いが高まるとはこういうこと。国の場合、問答無用で借金要請に応じてくれる（=国債を買ってくれる）のは、禁じ手中の禁じ手の財政ファイナンスを始めた中央銀行だけ。他にはいなくなる。、したがって中央銀行は、財政ファイナンスを辞められない。巨額になった借金の代替融資先が見つからないからだ。どんなに景気が良くなってもお金をバラマキ続け、景気抑制どころか刺激してしまう。これも私が日銀を廃し、新しい中央銀行を作らざるを得ないという理由の一つ。円は紙切れになりハイパーインフレとなる。日銀に出口はない。あるのなら教えて欲しい。出口があるのは2023年に任期が切れる黒田総裁のみ。
２．インディ５００
１９７８年、ビジネススクールが始まる前、２週間オハイオにホームステイした時、インディアナポリス・モータースピードウエーに連れて行ってもらった。コース上を走る観光用バスに乗ったが、道路がずいぶん内側に傾いているなと思ったことを思い出す。懐かしい思い出。佐藤選手お目途とう。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63000390U0A820C2UU8000/
３．間違い
「道路」ではなく、「コース」でした。失礼しました。昔、ホテルの車誘導員に「どこへ行かれます」と聞かれて、おもわず「食堂」と言ってしまった男なので、お許しを。「レストラン」でした。