(政治的判断もなく、日本の国体が資本主義国家から計画経済国家に変節してしまった)

2020年12月15日

本日は朝6:036:10までTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」に電話出演。昨日、プレジデントオンラインに載った「「『日本株の堅調を喜んではいけない』日銀の“爆買い”の末路は地獄だけだ」との拙稿を生島さんが読んでくださってお呼びがかかり、その解説をさせていただいた。それにしても、今年9月末で日銀は国債発行額1004兆円のうち529兆円と52.6%をも保有。株でも日本最大の株主になった。不動産でもREIT購入で大きな影響力を行使する。これではまさにThe 計画経済国家そのものだ。

資本主義国家を選択するか計画経済国家(=社会主義国家)を選択するかは、国にとって最大の政治決定マターのはずなのに、政治家は議論どころか触れようともしない。選挙もなにも国民のあずかり知らぬところで、日本は資本主義国家から社会主義国家へと変貌してしまった。

https://president.jp/articles/-/41310