1.「米の過剰貯蓄 経済回復の起爆剤に」
本日の日経新聞に載った英ファイナンシャルタイムズ記事。「米国は、パンデミックが下火になるにつれて経済回復のペースで他の富裕国を大きく引き離すだろう。」この分析が正しければ米長期金利はますます上昇し、ドル‣円でも、ますます円安が進む。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM141950U1A310C2000000/
2.「米銀資本規制の特例迫る 撤退バラ金利上昇の懸念」
本日の日経新聞記事。国債券市場には重要なニュース。「市場では短期間の延長にとどめ、銀行に準備を促すなど複数の案がささやかれる。米銀の要望通り特例を延長すれば、民主党左派を敵に回すのは確実だ。FRBのパウエル議長は難しい判断を迫られている」この特例は、コロナ禍対応で、銀行の健全性を一時的に棚上げするもの。いつまでも続けるわけにはいかない。私も短期の延長をするのではないかと思っているが、銀行の準備を促すとすれば、特例が継続したとしても銀行の国債購入は減る。米長期金利上昇要因であり、ドル高円安要因でもある。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN08C9I0Y1A300C2000000/