1.「ロンドン約30%、ニューヨーク23% 東京ゼロ%」
昨日のブルムバーグニュース。どうして日本のマスコミはワクチン争奪戦に負けるなと主張してこなかったのだろう。接種をすでに1回受けた住民の割合はロンドン約30%、ニューヨーク23% シンガポール13%、パリ12%,東京ゼロ%。近い将来、為替市場ではこの数字が、景気回復の指標として重要視されるかも?https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-29/QQP890DWX2PW01?srnd=cojp-v2
2.「保有株式に出口はないのに、保有国債はどうするの?」
本日の日経新聞「一目均衡」いわく「米国の場合、『株価も長期金利も市場が決めるもの』という姿勢は揺らいでいない」。「日銀が『出口』を語れば株価が急落しかねない。効果は乏しいのに惰性でツケだけ膨らみつづける最悪の政策」と一刀両断する」「自縄自縛で『出口』は見えず、日銀は深い泥沼に足をとられている」まさにそのとおり。保有株の出口が見えないのに、異次元委保有してしまった国債の出口など全くない。金利下げー>ゼロ%―>量的緩和(=資産購入)と来たのだ。景気が回復したら,その逆の行動で緩和を辞めなければならないのに、その第1歩の購入資産を減少させる手法がないのだ。新しい中央銀行を作るしか方法はない。そうなれば円は紙くず。新通貨に取って変わられる、円しか持っていない人は悲劇。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70458030Z20C21A3DTA000/
3.「「コロナ死者1,673人増。その他の肺炎患者14,000人減」
昨日の日経の記事は考えさせられることが多い。「厚生労働省が公表済みの20年10月までの死因別の死亡数によると、最も減少したのは新型コロナ以外の肺炎で前年同期比で2割弱、約1万4千人減った。新型コロナで増加した1673人より減少分が上回った」そうだ。私も「歳をとったら最終的に肺炎になり亡くなることが多いから肺炎の予防注射を受けろ」と言われ5年ほど前に接種をした。この新聞記事を見ると、コロナ以外の肺炎で亡くなるケースが、コロナという肺炎で亡くなった、ようにも思えるな~。素人考えだけど。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70364560W1A320C2TCC000/
4.「為替は相対論。どちらがより安くなるか?」
先日、円は刷りすぎだから円は弱くなるとSNSに書いたら、1週間ほど前、「ドルも大概すりすぎですけど」とのリツイートをいただいた。
私の返信は以下の通り、「その通り、ドルも刷りすぎです。ですから長期金利は上がりでしょう(=インフレ懸念)。しかし円は刷り刷り刷りすぎです。為替は相対論。どちらが刷りすぎか?どちらが減価するかです。ですからドル高円安が進行」
5.「対GDP比でマネタリーベースは膨張」
「円は刷りすぎ」との返信に対し「いつも楽しく拝見しております。一点教えて頂ければ嬉しいのですが、『何と何を比較して刷りすぎ』と言われているのか基準となるものが何か教えて頂けると嬉しいです。単純な絶対値ではないとは理解しているのですが、どのような指標でどう判断しているのか向学のため御教示いただけますと幸いです」とのリツイートが来た。私の返信は以下の通り。「1997年のGDPは533兆円、現在とほとんど変わりありません。一方マネタリーべースは1997年の79兆円に対し現在は617円。経済規模が変わらないのに日銀は8倍近くのマネタリーベースを供給しているのです。マネータリーベースはベースという名が示すとおり種銭です。種銭が大きければ民間金融機関の貸し出しで信用創造が働けば市中に流れるお金はとんでもなく巨大になってしまいます」
6.「国民全員が確定申告すべし」
今年の改正はいくつかの点で難しすぎ。それなりに税を理解しているつもりの私でも、説明書の解読に戸惑うくらいなのだから平易という言葉からはかけ離れている。昨年の消費税の年途中の改定でも汗をかきかき計算した。税制を作る人は自分で確定申告したことあるのかしらん?なお、源泉徴収を廃止し、国民全員が確定申告すべし、が20年来の私の主張。そうすれば、税金の使い道に皆が興味を示すし、賢い支出が達成される。無駄使いカットも達成される。消費税率上げだけに反対が集中することもない。あるべき直間比率の税制も達成できる。そのためにも平易な税制への改正が第1歩。
7,「復活の多摩センター」
昨日は妹の住む多摩センターに行き確定申告のヘルプ。その前にお花見。多摩センターは若者が都心に出ていき、高齢化が住んでいるとばかり思っていたが、マンションの建築ラッシュ再来だ。たしかに車と住宅地域が完全に分離し、電線はなく、緑いっぱいで子育てには最高の環境だ。町並みも外国のようで美しい。人気が出る理由がわかる。桜も隠れた名所。