1.「開く世界閉じる日本」
日経新聞いわく「世界に門戸を広げスムーズな往来でビジネスや観光を活性化する。国内の接種も進まない日本は閉ざされたままで、世界の往来再開の動きに乗り遅れる懸念がある」これを素直に読めば、自然とドルを買って円を売るものですが。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR21D4W0R20C21A4000000/
2,「FRBと投資家の認識のずれ」
日経新聞いわく「政策の正常化を探る時期をめぐり、FRBと投資家の認識にずれが広がれば市場の動揺を招くリスクがある」この20年近くはあまりなかったが、FRBと投資家の認識のずれなど、私が金融マンだったころはよくあった話。どちらが正しいかよく議論したものだ。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN23EPJ0T20C21A4000000/
3,「ワクチン注射の思い出」
テニス仲間のお医者様から、先日、コロナワクチンを打ってきました。痛くないですよ、皆さんも躊躇せずに打ちましょう」とのメールが入った。
予防接種と言えば、思い出すのは1994年に打った予防注射。JPモルガンが北京で会議を開いた。私は絶対行きたくない、いやだと断ったのだが、NYのボスから、どうしても来いとの指令が来た。当時はまだ肝炎が怖かったのでガンマ―グロブリンを打ちに、海外渡航専門の有楽町のクリニックに出かけた。ところが美人の女医さんが出てきて汚い尻を出せという。そんな心の準備は出来ておらず、ものすごく恥ずかしい思いをした。ところが、出張当日の朝、村山富市氏が「政敵の霹靂」で総理になった。とたんにNY のボスから資金為替部長(当時)の私に「フジマキだけは東京に残れ」との指示が来た。恥ずかしい思いまでしてガンマ―グロブリンを打った私は「こんなことでは東京市場は動かない」と言い張ったのだが、強引に、出張をキャンセルさせられた。案の上、その日、東京市場はビタ一文、動かなかった。それ以降の約1年間、私はボスが東京に出張してくるたびに、私の部屋のドアに「ガンマ―グ