本日は午後に第1弾もアップしています、そちらもお読みいただければ幸いです。
1.「今後、パニック的な過剰反応も?」
今日の日経新聞夕刊「ウォール街ラウンドアップ」によれば「JPモルガン・チェースが6日に開いた投資家向けオンライン会合で。有力ストラテジストのマルコ・コラノビッチ氏が「インフレに直面し、市場ではパニック的な過剰反応がみられるだろう」と警告したそうだ。彼は「多くの資産運用者がいまだに低インフレ・低ボラティリティーを前提としたポートフォリオを構築しており、インフレへの備えができていないとみる」とのことだ。100%同意。日経新聞は。今時点では、警告する人間とインフレ持続に懐疑的な人間がいると記すが、いまだ懐疑的な人間がいるからこそ、今後、インフレに対し、パニック的な反応が起こると私は思う。動かないマーケットに慣らされた市場参加者には、警戒感が鈍っている。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71738970R10C21A5ENI000/
2.「日本財政が厳しさ増している」
「国の借金」が過去最大になったことに関して加藤官房長官が「日本財政が厳しさ増している」とコメントしているようだが、それどころの話では全くない。「異次元緩和」で「危機の先送り」をしていなければ、今頃、とっくに破綻している事態だ。危機の先延ばしでショックはさらに、どでかくなっている、それを認識すべき。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-11/QSX7C8DWRGG101?srnd=cojp-v2