「英国が「幾多の戦争(隊コロナを含む)に打ち勝ってきた理由」「アア日本政府、嘆かわしや」他

2021年05月22日

1,「基礎を学習した人たちからの論理的かつ鋭い質問」

昨日は、20:00~22;30まで、私が社費留学したビジネススクール(ケロッグスクール)の卒業生30名弱にWEB 講演をボランティアで行った。米国西海岸、東海岸、英国ブリストルからも参加してくれた(皆、日本人)。ビジネススクール卒業生らしく世界中で活躍している。質問はさすがビジネススクールで金融、経済の基礎をマスターした人たちのもので、論理的かつ鋭いものだった。素人評論家のトンデモ理論に騙されないためにも基礎的学習が、いかに重要かを再度認識した。 

2「英国が「幾多の戦争(隊コロナを含む)に打ち勝ってきた理由」

昨日のケロッグ卒業生へのWEB 講義後の懇親会では海外在住者の方からいくつかの注目すべき話をいただいた。英国にいる方からは「英国は平時はボヤッとしているけど、臨戦態勢になるとすごい、『幾多の戦争に勝った国とはこういうものなんだ』との感想を持った」とのことだった。ワクチン接種など、いろんな場所でいろんな資格の人がどんどん注射を並んだ人に打っていき、打ち終わった後に「貴方の名前とご住所は?」と聞かれたそうだ。このような臨戦態勢でワクチン接種が進んだが故に英国が、経済回復の先頭グループにいるのだと思う。臨戦態勢を敷けない日本との差。本来、財政問題も臨戦態勢を敷かなくてはいけないステージのはずなのに。米国からの参加者の一人からは「外から見ていると日本大丈夫かと心配になる」とのご発言。外から見ると日本の実情が冷静に見えるものだ。

 3,「アア日本政府、嘆かわしや」

テニス仲間が我々仲間に充てたメール。私は同意です。それなりに見識のある方からです。「ワクチンが今度は腐る程入って来て、大量在庫を捌ける担い手の医者が足りない、アア日本政府、嘆かわしや、米国では「歯科医、獣医、薬剤師、他助産師、救急救命士、医学生、看護学生、助産師、検眼士、此れ等殆ど承認済み、一般ボランティアも承認。日本では現在医師のワクチン注射担い手20%のみ、休眠看護師数10万人、、、、

我が社の役員が内閣メンバーだったら、1ヵ月で倒産、大企業なら1週間で破綻します」

 4.「日米金利拡大で、ドル高/円安」

いつも言っているように、普通に考えれば、「日米金利拡大で、ドル高/円安」となるし、昨日のブルムバーグ記事が言うように、そういう考え方が主流になっていくだろう。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-21/QT18PQDWX2PS01?srnd=cojp-v2

 5.「米欧、経済再開急ピッチ」 

本日の日経新聞いわく「米国や欧州で経済を再開する動きが急ピッチで広がっている。新型コロナウイルスのワクチン接種が進み、飲食店の営業が再開。交通機関の運行も正常化に向かい始めた」。緊急事態が続く日本との欧米のこの勢いの違い。普通に考えれば、ドル高/円安でしょう。またまた世界に取り残される欧米への投資を辞めて日本に投資しようとする人いるんですかね?https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72164370R20C21A5FF8000/