1,「日本の常識は世界の常識ではない」
昨日、英国在住の方が「幾多の戦争に打ち勝ってきた国とは、こういう国なんだ」と話されたことを紹介した。高校生を含むボランティアをも動員し、どんどんワクチン接種をする、接種が終わった後に、「貴方誰?」と名前と住所を聞く。まさに接種を進めるとのゴールのためには、多少の犠牲・不利益をいとわない。まさに戦時体制そのものだ。話は変わるが、私がロンドンに転勤した1982年4月は3月から始まったフォークランド戦争が真っ盛りだった。「ロンドンの地下鉄は地下深いから爆撃にあったら地下鉄に逃げ込め」とのアドバイスを受けながら赴任した。フォークランド戦争は領有権を守るために起きた戦争だが、自国への爆撃のリスクを冒してでもはるか遠方にある(アルゼンチンの近く)島の領有権を守るなど当時の私(日本人)の常識・価値観とはかけ離れていた。 エリザベス 2世女王の 次男 アンドリュー王子がヘリコプターパイロットとして。従軍したが、これこそ「ノブレス・オブリージュ」との説明が強烈な衝撃を受けた記憶がある。対コロナ戦争でもフォークランド戦争でも、まさに「幾多の戦争に打ち勝った国とは、こういうもの」に同感する。ちなみに戦勝記念日にロンドン支店が入っていた香港上海ビル(のちにIRA に爆破された)の真上を外線飛行した爆撃機の威容もはっきり覚えている。
2「うれしいね~」
高校の後輩。うれしいね~。私、母校の附属(小学校から高校まで)大好き人間なので。もっとも残念ながら(?)大学の後輩ではない(笑い)私は高校の時「サンデー毎日」の「遊びながら東大に入る高校」特集を信じてしまったので。「東大に入る人」と「遊んでいる人」の2グループがあって、その輪は交わっていない、ということに気がつかなかった。気が付いたのは東大に入れなかった後のことだった。https://www.asahi.com/articles/ASP5Q7KS0P5QOIPE020.html?fbclid=IwAR1GylYjN0dT1k8KKrxjfC7vajoHXsu-HQ-5dkiwr0Kt_g3xjH6uoPQe4Qk
3.「中古車値段 米国で高騰」
米国で 中古車の値段(5月)が昨年5月と比べて48%上昇しているそうだ。それにつられて日本でも上昇しているとのこと。米国の景気回復が円安を通じて、いずれ日本の物価も押し上げる と思っていたが ウッドショックといい 世界のモノの需給を通じて 直接的に 日本の物価を押し上げる事例も 出てきたようだ。ただ 繰り返すが 私が懸念している ハイパーインフレは モノの需給ではなく 中央銀行の 信用失墜 によって起こるもので 通常のインフレ/デフレとは発生原因が異なる。 したがってインフレを経ないと ハイパーインフレにならないということではない。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72172810S1A520C2EA1000/
4.「ソフトバンクの孫さん「五輪『誰が何の権利で強行するのか』」」
孫さん・三木谷さんに同意。ニューヨークタイムズやワシントンポストがたたいているように、オリンピックの印象が「平和のための祭典」から「金のための祭典」に変わりつつあると思ってしまうのは私だけだろうか?
5.「いまの長寿は、若い世代やまだ生まれていない世代への負担の転嫁」
元日銀理事の山本謙三さんの論考が、昨日、プレジデントオンラインに載った。JPモルガン時代、いろいろお付き合いさせていただいた理事の中でも山本さんは金融に通じた極めて優秀な方で、こういう方が日銀総裁になっていれば、今の日銀の体たらくはなかったのに、と思ってしまう。山本さん曰く「費用を自らの貯蓄の取り崩しや世代内での共助で賄う限りは、社会も安定して回っていく。しかし、現実はそうなっていない。年金、医療、介護のいずれをとっても、払い込んだ保険料では支出をカバーできず、不足分を国庫が補っている。その財源は、税収や国債の発行だ。税収の約半分は法人税や所得税で、勤労世代中心に負担している。国債の発行は、将来世代の負担である。いまの長寿は、若い世代やまだ生まれていない世代に負担を転嫁して、成り立っているということだ」「財政の悪化を端的に示すのは、赤字国債の発行である。赤字国債は1970年代半ばから十数年間発行されたあと、いったんゼロになった。しかし、1990年代半ばに発行が再開され、その後急激に増加した」ちなみにこの論考からもわかるようにMMT 論者の若者たちは、高齢者も便宜を受ける財政出動、その負担を自分たちだけで引き受けます、一生税金支払いのためだけに生きていきますという奇特な人たちだ。https://president.jp/articles/-/46149
6.「さつき真っ盛り」
7、「ラベンダーが咲いた」
先日、テニス仲間のTさんが「いい香りがします。奥さんに差し上げてください」と言って皆にラベンダーを配っていた。足りなくなったというので、T さんに返した。少し懸念があったからだ。帰ったらやっぱり我が家でも咲いていた。よかった。持ち帰っていたら「庭に興味が無さすぎる」と家内に怒られるところだった。
8.「家内の誕生日に買ったつるバラが咲いた」