１．「米国のデフォルトで債券ベアファンド（TMV ）は大丈夫か？」
昨晩、私のFB に以下の質問をいただいた。「藤巻さんの本を読んでＴＭＶに投資したものです。質問なのですが、先日イエレンさんがアメリカのデフォルトの可能性について言及しましたが、アメリカがデフォルトしてもＴＭＶは大丈夫でしょうか？金利が1.6％の時に買ったので、現在ヒヤヒヤしながらＴＭＶの価値をみているド素人です。アメリカデフォルトのときのＴＭＶの価値の推移について教えて下さい。(もちろん、日本デフォルトのほうが可能性高いのも理解しております。。)」
私の回答は以下の通り。
「イエレン氏の言うデフォルトは実質的には支払いが一時滞るリスクだけでしょうから、あまり関係ありません。もし米国に真にデフォルトリスクがあると市場が思えば、長期金利暴騰（＝価格下落）ですから、大儲けです。ロシア危機の時のロシア国債が８０％くらいまで上昇したように。名目金利＝実質金利＋期待インフレ率＋倒産確率で最後の倒産確率が暴騰しますので。
２．「池田信夫先生のリツイート（米連邦政府の債務上限復活について）」
昨日の米連邦政府の債務上限復活に関してのニュースに関してのリツイートを
池田信夫先生から頂いた。「日本でも民主党政権のとき、自民党が特例公債（赤字国債）の発行を参議院で否決すると脅したことがある。さすがに自民党には本当に否決する度胸はなかったが、共和党にはある。これは経済ではなく政治の問題」
私の返信は以下の通り。
「自民党政権の時もそうでした。特例公債法案を通すために首相の首が毎年差し出された。そこで民主党政権の時、赤字国債発行は３年間自動的にOKになったのです。今は５年。ひどいもの。巨大赤字が溜まる弊害の方が毎年首相が変わる害よりよほどに大きい。首になると思えば、首相も財政再建しただろうに」
３．「家内とは、戦況乗り越えた同志？？」
昨日、twitterに以下のリツイートをいただいた。「最近、話しの落ちを楽しみにしています。奥様に興味が出て来ました。トンチのきく素晴らしい方だと推測します。選挙を乗り越えた同士は結束がかたいですね」
私の回答は以下の通り。「ありがとうございます。ただ家内は政治と政治家大嫌いで、選挙に携わったことはありません。開票日は旅行中でした。選挙の時も「最低（家族の）４票は入るだろう」と選挙に臨みましたが、３票（私自身、長男、次男）までしか最後までまとめきれませんでした。最も、次男も数年後に「お父さん、ごめん、お父さんに入れたつもりだったけど、党名書いてしまって、お父さんの名前書かなかったよ」と言われました（参議院の全国比例は、個人名を書いてもらわないと当選には結びつかないんです）。ただ家内との結束と言えば、落選直後にスイスにハイキングに行って道に迷い、遭難しかかりました。あの時だけは。ここで遭難死したら、『藤巻氏、落選を苦に奥さんと心中』なんて週刊誌に書かれそうで、『そんなみっともない死に方だけは絶対嫌だ』と２人で必死になって生還しました。私の周りからは、私の２年前の落選を一番喜んでいるのは『黒田日銀総裁と家内だろう』と言われております。議員をやっているとき、家内からはいつも「JPモルガンに勤めていた頃のあなたは、インタナショナルで、とてもかっこよかったのに、今はなに？ドメスチック人間丸出しの日本の典型的がんこじいさんじゃないの？」。せめてJPモルガンに勤めていた時、一回でもいいから、そのお褒めの言葉を聞きたかった」。
４．「阿部兄妹も素晴らしかったが、大谷もみたかった」
昨日の柔道の安倍兄妹も素晴らしかった。特に試合直後の詩さんの喜ぶ様子と兄妹の試合後のインタビューがすがすがしく最高。でも大谷も見たかった。さすがに朝３時からの放映（NHK-BS）には起きられないと思ったので録画をセットしたが、大谷のホームランには起床が間に合った。３５号おめでとう！！