1.「『バイオ航空燃料国産化』は馬鹿にできない」
昨日の日経新聞1面に載っていた日経記事。私は、バイオ燃料など少量しか生産出来ないだろういから、ニッチの世界の話だと思っていたが、つい最近、ある方の講演を聞いてから考えを改めた。種の改良で、非常に大きく成長するイネ科の植物があり、それから大量の燃料が作れそうなのだ。乾燥に強いイネ科の植物をサハラ砂漠の4分に1程に植えれば、世界で排出されるCO2を光合成で吸収できた上に、電気自動車に必要な電気を充分に作り出せるという。この電気を使って走る自動車は、「走れば走るほどCO2を吸収」することになる。電気が、CO2を吸収する植物で作られるからだ。なお、バイオ燃料に使う植物は、(食糧問題を引き起こさないために)実を使わない、とはすでに世界のコンセンサスとのこと。素人なので、この話が本当に正しいのかはわからないが、少なくともバイオエネルギーを馬鹿にしてはいけないと思った次第。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC267860W1A720C2000000/
2・「五輪関係者感染、海外の目厳しく」
昨日の日経新聞記事。「新型コロナの感染拡大が続くなかでの開催に批判的な見方が多かった海外メディアの論調は開幕後も変わっていない」とある。いくら日本人が、メダルラッシュで喜んでも「日本素晴らしい、日本すごい国」とは正反対の評価が世界に広がってしまう。そしてオリンピック閉幕後は、赤字の埋め合目の大バトルと増税だろう。オリンピックの総括はどういうことになっていくのだろうか?
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74374950Q1A730C2EA1000/
3.「山縣選手、立派」
100メートル走の予選で敗退した山縣選手のご両親が直後にTVにインタビューされて、「期待に応えられず申し訳ありません」と謝っていらしたが、謝る必要は全くない。オリンピック選手に育てあげたことを自慢すればいい。山縣選手もご両親も予選落ちは悔しかったに決まっている。予選通過した時なら話は全く別だが、突破できなかった時の両親へのインタビューは?マーク。ご両親は、「子供は別人格です。最近連絡を取ってません」と尻をまくってもよかったくらい。でも何はともあれ山縣選手、参加者中、今期6位タイのベストレコードを持っていたとのこと。日本人がここまで短距離で、世界で戦えるとは。それで充分、私が子供の頃は、想像だにしなかった。山縣選手、立派!!
4.「再び『菅総理、小池都知事の起立遅れ問題』について」
陛下のオリンピック開会宣言の際、リーダー二人がすぐに起立しなかった件に関し、「座ったままでもいいではないか」との意見も散見される。しかし昨日、サッカー試合の前の国歌斉唱を見ながらふと思ったのだが、相手国の国家斉唱の時に首相が起立して敬意を表さなかったら、世界的に避難ゴウゴウだろう。日本の国家斉唱の時も同じだ。天皇は日本の国家・国旗以上の国の象徴だ。その元首が起立したときに首相は座ったままでいいのか?世界的には敬意を表していないと酷評されるだろう。ここで思い出すのが、米国留学中、大リーグを見に行った時のこと。試合前の国家斉唱が始まる直前に若いアイスクリームの売り子(球場のビール売りのような売り子)に向かって、子供が「アイスクリーム頂戴」と私の目の前で言った。その時、若い売り子は、子供を制し、国旗に向かって向き直り、帽子を取って、手を胸に当て国歌を斉唱した。終わってから「よく待ってたね」と男の頭を褒めながら、アイスクリームを売っていた。私は、これが米国の愛国心かと感激したものだ。
5「婦人画報」
昨日発売の「婦人画報」の私の連載は「家族を大切にできるかどうかは税制しだいか?」というタイトルです。ワークライフバランスは税制の改正で達成できるのではないか?という考察です。
6.「Welcome back 大谷さん」
久しぶりにNHKBS でエンジェルス大谷さんをやっている! いまのところ3打数1安打。