1.「高橋洋一氏の統合政府論の方がまとも?」
一昨日、「政府負債と日銀資産は相殺されるから問題ない。財政は健全だ」との統合政府に対し今の540兆円の相殺で問題ないのなら5京円政府が国債発行しそれを日銀が買い取っても問題ないのですね?」とSNSに書いたことに対し、
「極論で煙に巻く(笑) それなら逆に大増税して財政健全化すればいいんですか?それで経済が崩壊しても?言ってることがめちゃくちゃです。おっしゃってることの整合性が完全にリフレ派に負けてるんですよ。高橋洋一氏の言ってることのほうがまとも」とのリツイートがあった。
私の回答は以下の通り。
「『極論でごまかしている』と、おっしゃるが論理の展開に何にも問題はありません。『試験管内の水がゼロ度で凍る』なら『プールの水も水温ゼロで凍り』ます。『試験管内の水はゼロ度で凍る(540兆円なら問題なし。相殺で借金は無し)』が、『プールの水はゼロ度では凍らない(5京円になれば相殺できない。問題が生じる)』というのなら、額が大きくなると結論が異なる合理的説明が必要です」
2.「一人だけ助かってよかった~と思うのか?」
一昨日、以下のリツイートが私のtwitterにあった、「ドルが114円に乗せた時は『藤巻カミー』と思っていました。その上で言わせていただくと、『日本中が火事になったけど僕には保険があってよかったー』なんて心境に本当になれるんでしょうか。保険がないよりマシなのはわかりますけど」
私の回答はいかのとおり。
「そういう心境になれないからこそ、私は(日本中が火事にならないように)長年バラマキの弊害と財政規律の重要性を説き、多くの方が厳しい現実にあわないようにドル買いをお勧めしてきたのです」
3.「本日(11月1日)発売の婦人画報」
本日(11月1日)発売の婦人画報の私の連載は「ばらまきが続けば生活破綻に!」というタイトルです。「このコラムが出るころには、衆議院選挙の結果が出ていると思います。このまま借金が膨れ上がり、このままいって、ハイパーインフレが襲ってきたら、国民生活は地獄です。給料や年金は毎月上がるかもしれませんが、パンや牛乳の値段は毎時間上がってしまいます。もらった給料や年金は数日で枯渇です。政府が助けてくれると思いきや、政府が一番大変な状況になっているのです。そんな社会は見たくないものです。選挙は大切です」。