「ツイッターの創業者氏は強い関心を寄せるビットコインに軸足を移す」「バイデン氏、都市封鎖『考えず』 経済配慮」他

2021年12月01日

1.「ツイッターの創業者氏は強い関心を寄せるビットコインに軸足を移す」

ビットコインの将来にとって、たいへんうれしいニュース。ツイッターの創業ドーシー氏はSNSの経営の第一線を退き、今後、強い関心を寄せる暗号資産に軸足を移すそうだ。日経新聞によれば「ドーシー氏はインターネットの特性である『オープンで非中央集権』を志向するSNSの構築を目指してきた。同氏の関心は今、同じく分散型の技術的思想を基盤とする仮想通貨『ビットコイン』にある」

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78033760Q1A131C2TB2000/

2「バイデン氏、都市封鎖『考えず』 経済配慮」

昨日の日経新聞夕刊トップ記事。バイデン大統領は「米経済の回復に水を差す行動規制の導入を避ける意向を示した」そうだ。財政規律を重んじる米政府は経済回復を重視せざるを得ないのだろう。一方、お金が天から降ってくると思っている日本政府は「経済悪化はバラマキで対処」と思っているのだろう。日本の財政の方が米国に比べて比較にならないほど悪いのに。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78002870Q1A131C2MM0000/

 3.「米欧、追加接種急ぐ」

米欧はコロナ対策として「ワクチン接種」に金を使い、日本は「補助金に金を使う」という印象は私だけのものか?

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78038870R01C21A2EA2000/

 

4.「もはや避けられない、ハイパーインフレが来るXデイ

本日発売の私の婦人画報の連載のタイトルは「もはや避けられない、ハイパーインフレが来るXデイ」というタイトルで以下の文で始まります。「昔、私は英紙ファイナンシャル・タイムズにDR,悲観論と書かれたことがあります。博士号を持っていないのにDR,と書かれたことは、大変光栄でしたが、思わず苦笑いしたものです。バラマキを続けていれば、日本は財政破綻するぞと強く警告を発していたからです。ところが、負け犬の遠吠え状態で「ちっとも財政危機などしないではないか。狼少年だ」と言われ続けてきました。今や、「狼少年」ではなく「狼おじいさん」と言われるほど時間がたってしまったのです。もちろん、私の予想が当たらないことは日本人にとっても、私にとっても幸せなことです。私自身は相当な危機感を持っているので、それなりに対策は練ってきましたが、それでもX デイが来れば大打撃を受けるからです。

ところが最近、コロナ禍が多少なりとも落ち着くにつれて、世界的にインフレ懸念が沸き上がってきました。それを受けて長期金利が上昇を始めたのです」

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5.「どちらが鶏でどちらが卵か?『一人暮らし世帯拡大』」

日経新聞は「藤森克彦・みずほリサーチ&テクノロジーズ主席研究員は『一人暮らしの高齢者は同居家族がいないので、家族以外の支援が重要になる』と指摘する。『財源を確保しつつ介護保険制度を強化し、介護人材を増やす必要がある』と語る」と書くが、どちらが鶏でどちらが卵か?介護や社会保障が充実すればするほど、家族に頼る必要が無くなり、孤独になり、少子化が進むのも事実。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA29AWO0Z21C21A1000000/

 6.「生産年齢人口、ピークの95年比13.9%減」

この事態をロボット化で乗り切るのか移民で乗り切るのかは将来の日本の国体がえらく違う。昨日、どなたかが書いていたが、日本農業は補助金漬けだから大規模化が進まず機械化が進まない。これでは生産人口減少に耐えられない。日経新聞の以下の指摘は重要。「日本では人口減に対応する無人技術にも制度の壁がある。人手不足に悩むコンビニエンスストア業界はデジタル機器や遠隔で確認する技術の発達を踏まえ、無人店舗で酒やたばこの販売を円滑にできるよう規制緩和を求める。小規模な工事でも現場に管理者を置かねばならないといった規制も見直しを促す声がある。生産性の高い業種に人材をシフトさせる政策も不可欠となる。終身雇用を前提とした制度はなお多い。同じ企業に20年超勤めれば退職一時金をもらう際に税制優遇が受けられる税制などは見直しが急務といえる」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2992J0Z21C21A1000000/

 7.「池田信夫先生とすし屋で遭遇」

昨晩は、近所のお寿司屋さんで偶然、池田信夫先生と遭遇。遠くのカウンター席に、似ている方がいらっしゃるな~と思っていたら、先生が帰りがけに声をかけてくださった。ありがとうございました。奇遇でした。昨日はちょうどtwitterで意見を交換したばかりでしたし。