1,「米FRB、インフレ抑制で歴史的な政策転換へ-エコノミストが予想」
ブルムバーグ記事。「米金融当局者は最新の経済予測で22年に2回、23年は3回、24年には2回の利上げをそれぞれ予想すると見込まれている。これはフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジ(現行0-0.25%)の上限が24年に2%に達するとのエコノミスト見通しと一致する」。このブルムバーグ記事が正しいのなら(=米国エコノミストの予測が正しいのなら)、よく1.5%の10年物米国国債を買う人がいるよな、と感心するとともに、黒田日銀は存続し得ないだろうな、と思う(=円は紙くず化)。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-13/R411ETDWX2PT01?srnd=cojp-v2
2.「米国債の実質投資リターン、今年はボルカー時代以降の最悪に」
ブルムバーグ記事。今米国10年債を買う人の気が知れない。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-13/R42D2YDWX2PT01?srnd=cojp-v2
3.「日銀はつぶれないと元日銀関係者が豪語。本当かね??」
先週末、元日銀関係者が「日銀はつぶれるという説を説く人がいるけど、日銀がつぶれるわけはない」と豪語しているとの話を聞いた。たしかにハイパーインフレを未来永劫に享受するなら、債務超過になっても日銀はつぶれない。しかし、ハイパーインフレを鎮静化世世帯のなら、黒田日銀を廃し、新しい健全財務の中央銀行を作らねばならない、と私は言っているす。今の黒田日銀は政府の紙幣印刷所にすぎず、インフレ時に金融引き締めを行う手段をも失って中央銀行の体(てい)をなしていない。しかし中央銀行は社会に必要不可欠インフラだから、今存在しない中央銀行を創設しなくてはならないというのが私の主張だ。
4.「バラマキは近い将来、消費増税という形で国民全員に降りかかる」
昨日、ここまで借金が溜まってしまうと消費税増税しか借金をかえす手段が無いと書いたら、以下のリツイートをいただいた。「今のバラマキの財源はしょう現在の赤字を埋めようとすると、消費税率以外では埋められないんです。例えば、法人税で埋めようとすると90%を超え、相続税で埋めようとすると200%を超えます😅」私の返信は以下の通り。「数字の正確さは検証していませんが、おっしゃる通りです。10万円を含め今、ばらまいているお金は、国民全員が消費税を払って返すしか方法が無いのです(もしくは所得税の課税最低限上げor 借金踏み倒し(=ハイパーインフレ)その認識が重要)
5.「インフレをコントロースアすることが出来るか?」
昨日、以下のリツイートをいただいた。「上限2%とか言ったところで、2%を超えないようにコントロールする具体的な方法はないんですよ。マネタリーベースの変化とインフレ率の変化の関数が明らかになっているわけじゃないから。そう都合良くインフレ率をコントロールできるという理屈はないよね」
私の回答は以下の通り。
「おっしゃる通りです。2%に達しても、日銀は金利引き上げることも出来なければ、じゃぶじゃぶにしたお金を回収する手段も無いのです。引き締めようとすればめちゃくちゃな債務超過になってしまいます。円は紙くず化です。海に向かって下る坂道をブレーキなしで、アクセル全開で突っ込んで大丈夫か?です」
6.「10万円配布の問題点は?」
10万円のバラマキについての昨日の私のコメントに対し、昨日、以下のリツイートをいただいた。「18歳以下への10万円給付について NHK世論調査では 評価するが33% 評価しないが62% なのに 『困窮者に限定せずのバラマキをしてもいいのか』 という議論をせずに 『クーポンより現金の方がいい』の議論ばかりで 政治もマスコミも白痴化状態 日米開戦前の日本の雰囲気に似てるんじゃないの」。私の回答は以下