１．「『金持ち道楽』に対してのコメント」
前澤さんの宇宙旅行に対して玉川徹氏が「金持ち道楽」とコメントしたことに対し、日刊ゲンダイからインタビューを受けた。「他人のお金の使い方に関して『金持ちの道楽』という発言からは、サッチャー元英国首相が『人類最大の劣情』と断じた『嫉妬』を感じてしまい、気持ちがいいものではありません。うらやましいと思う方もいると思いますが、彼を目標にして、『自分も！』と努力や工夫など前向きなエネルギーに変えることもできるはず。米国はそうした精神で経済的に発展したと思っています」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f1f8d672dd59a217c415782cc5e59a19e5dc72e
２．「サマーズ氏は来年４回の利上げを予想」
ブルムバーグ曰く「（元米財務長官、元ハーバード大学学長のサマーズ氏は）連邦準備制度はインフレ制御に必要なあらゆることを行うと私は想定しており、それは来年中の４回の利上げとその後の追加利上げを伴うことは十分に可能だ」と語った。彼の予想通りだと、今米１０年国債を購入している人と日銀は完全胃会おうとだな。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-15/R44NGGDWRGG101?srnd=cojp-v2
３，「市場に激震が走るのは、FRBが満期国債分を再投資しなくなる時期（＝量的緩和の縮小開始時）」
本日のFRB ではテーパリングの終了時が３月に早まるか否かが一つの焦点。
しかしテーパリングの終了時とは、量的緩和を最大限に行う状態のことに過ぎない。すなわち中央銀行がお金を最大限にばらまいている状態。山で言えば山頂。その山頂を６月にするのか３月にするのかの判断に過ぎない。この山頂到着時まで、FRB はより多くのお金を市場に供給し続ける。今日よりはも明日、明日よりも明後日の方が金融緩和は進む。
この山頂が大地のように広いのかすぐ下りはじめるかが問題。すなわち満期が来た保有国債の元本返済金額を再投資に充てるなら、最大限の金融緩和が継続するし、再投資しないのなら、市中にばらまかれたお金の回収が始まるということ。パウエル議長はその時期について、まだ発言していない。すなわち金融緩和終了開始時期に関してはまだ何も言っていないということ。
テーパリング終了時期、利上げ時期のみを日本のマーケットは気にしているが、より重要なのは、FRBが保有債券満期分を再投資せずバランスシートを縮小し始める時期。長期金利は大きく上昇するだろう。日米金利差拡大で大幅円安。輸入インフレで日本に悪性インフレ発生、日銀は指をくわえてみているだけ。
なんど注意したにもかかわらず、マスコミがテーパリングのことを金融緩和の縮小開始と誤訳するから、皆が間違える。開始時期などパウエル議長はまだ何も言っていない。３月もしくは６月までは、ますますお金が市場に降ってくる。満期分のお金を再投資する時点から画金融緩和の終了の始まり。長期金利マーケットには大きな影響が出始める。
４．「総裁発言、嘘ではないですか？」
「経済・賃金上がり物価上がるのが望ましい、粘り強く金融緩和を続けたい」と黒田日銀総裁が本日、おっしゃったそうだ。「粘り強く金融緩和を続けたい」―＞ン、間違いだろう？「何があっても金融緩和を続けたい」「悪性インフレになっても金融緩和を続けざるを得ない。だって引き締めると日銀が債務超過だから」だろう。
５．「国の劣化がはなはだしい（統計偽造）」
ギリシャ財政危機は、国の財政赤字額のチィーティング（過少公表）がばれたことが発端だった。国が統計数字を偽造するようになったら、世はもう末。劣化も甚だしい。
https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e5%9b%bd%e4%ba%a4%e7%9c%81-%e5%9f%ba%e5%b9%b9%e7%b5%b1%e8%a8%88%e3%82%92%e7%84%a1%e6%96%ad%e6%9b%b8%e3%81%8d%e6%8f%9b%e3%81%88-%e5%bb%ba%e8%a8%ad%e5%8f%97%e6%b3%a8%e3%82%92%e4%ba%8c%e9%87%8d%e8%a8%88%e4%b8%8a-%e6%b3%95%e9%81%95%e5%8f%8d%e3%81%ae%e6%81%90%e3%82%8c/ar-AAROvO1?ocid=UE09DHP
」
６．「先週沖縄での光景」
先週は、極寒のボストンにいるはずだったがオミクロン株のせい（米国入国はワクチンパスポートがあれば全く問題ないが帰国時の２週間の拘束に恐れをなした）で、初夏のような沖縄に。今話題の軽石（これは大変だ）と石油備蓄タンク（備蓄石油放出）も見た。
（↓ 軽石）
（↓石油備蓄基地）
（↓ 奄美大島の画家 田中一村が好んで描いたアダンの実）
７．「ハブクラゲ」
いかにも恐ろしそうな名前。刺されたら痛そう！！聴いただけで「ゾクッとしてしまう。黒田日銀総裁も「米国インフレ」と聞いただけで、ゾクッとされていることだろう。ハブクラゲは刺されても何とか治療法があるようだが、日銀はインフレに対して対処法が無いから、一層ゾクゾクかもしれない。
