1.「FRBの決定の影響」
FRBはテーパリングのペースを倍増するとし、2022年の利上げ見通しを前回の1回から3回に引き上げた。あと今後の決定で重要なのは、いつ、満期が来る国債の買い替えを中止するか?だ。これは長期金利上っぱねの契機となろう。FRB が来年3回も利上げをすると日米金利差拡大―>円安―>輸入インフレで、利上げ手段のない日銀はいよいよ生存の危機(=円な紙くず化)を迎えるか?新中央銀行設立の準備を早めたほうがよい。MMT論者のように「財政は大丈夫」などとアホな主張をして他人を巻き込んでいる暇はもうない。個人は、そんな主張に耳を傾け安心しているよりも、早くドルを買って準備を急いだほうが良い。
2「FRB は来年4回の利上げ?」
昨日、サマーズ氏(元米財務長官、元ハーバード大学学長)が来年FRB が4度の利上げを予想しているとのブルムバーグ記事を紹介したら、某識者&オピニオンリーダーの方から「えー、多くても2回と言うのが大勢だと思っていましたが、そこまできているのですか?これは日本大変」とのシェアをいただいた、
昨晩の私の回答は以下の通り。「私は来年の4回に加えて、再来年も4回、3年後も4回でもおかしくないと思っていますが。このインフレぶりに比べて金利が、あまりにもアンバランス(に低すぎる)です」
3「仲良しの林家木久蔵師匠落語会」
一昨日の晩は林家木久蔵師匠、林家正蔵師匠の2人落語会@池袋
正蔵師匠の人情話には涙が出た。歳をとってから、一層いい味出されている。映画やTV を見てはよく泣くが(JPモルガン時代、「水戸黄門が印籠を出す段になると泣けちゃう」と言ったら、部下のウスイ嬢に「つまるところ支店長は権力志向ということですね」と言われた)、落語を聞いて泣いたのは人生始めてだった。木久蔵師匠もコロナ前に比べて顔の作り方が抜群に上達した。コロナで大変なときに皆、大いに勉強していたんだなと、つくづく思った
4「ストリップ小屋で裸で歌ったら?」
落語会終わった後は飲み会。(向かって右端が木久蔵師匠)
木久蔵師匠は笑点でおなじみの木久扇師匠のご長男。弟の故藤巻幸夫と仲良かった関係で私共夫婦も木久扇師匠、木久蔵師匠ご家族と仲良くさせていただいている。コロナ謹慎中は落語会も仕事が無くなり大変だったが、木久蔵師匠仲の良い元オフコースの鈴木さん(どうでもいいが、私の長男ケンタの中学・高校の先輩)の職場はライブ会場だからもっと大変だったそうだ。コロナ規制は段階的に解除になった。落語は2段回目の解除でそれなりに早かったから苦しいなりにもまだよかった。ライブ会場の解除は、最後で、2番目に解除の遅かったストリップ小屋よりも遅かったそうだ。「なんだ、風俗より遅いのかーー」としょげる鈴木さんに対し木久蔵師匠は「それじゃストリップ小屋で裸になって歌えばいいじゃないですか」とアドバイスしたそうだ。そんな話で夜半まで盛り上がった、日常が返りつつある。