1.「元・米ドル資金ディーラー氏からいただいたコメント」
以下を、私のFB にいただいた。「(ジャパン・プレミアムが発生した時)私も当時は邦銀の米ドル資金ディーラーでしたが、日本がどうなってしまうのか、と、強い緊張感を感じていました。日本財政は大丈夫との議論には、こうした金融市場の観点が欠落していると思っています」 まさにその通り。日銀が債務超過になったら、あの時とは異次元の緊張を迫られる。
2.「米国のインフレはますます加速するのでは?」
昨日の日経新聞夕刊記事。記事曰く「11月1日~12月24日までの小売売上高は前年同期比8.5%増え、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の2019年と比べても11%増となった」「インフレの進行や新型コロナの「オミクロン型」の感染拡大で消費が伸び悩むとの懸念もあったが、消費の力強さが明らかになった」何度も書くように、米国のこの消費の強さは、日本のバブル期に経済が狂乱経済したのと同じ理由。すなわち資産効果だと思う(資産価格の上昇が経済を強烈に引張っる)。したがって来年はとんでもない、異次元の金利高になると思っている。とんでもないドル高円安。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2800J0Y1A221C2000000/
3.「米国の急速な利上げはドル高を加速」
昨日の日経新聞夕刊「十字路」。中湊晃氏いわく「22年に注視すべき第一の点はインフレとその影響であろう。(略)米国の急速な利上げはドル高を加速し、」120%同意。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2246A0S1A221C2000000/
4「MMT 教教祖や黒田総裁の資産運用はどうなっている?」
昨日、今日と午前中はテニスだが(明日も)、テニス倶楽部でこの2日間、数人の方から「何か来年は、藤巻さんが危惧していたことが起こりそうで怖いですね」と話しかけられた。私も怖い。このテニス倶楽部は現役時代、経済界で指導的立場にあった知識層が多い。彼らは、それなりに準備を進めていると思われる。ひょっとするとMMT教の教祖もドルに逃げ込んでいたりして。MMT信者は教祖様がどういう資産運用をしているか聞いてみるとよい。ひょっとすると、何も準備しないで悲惨な目に会うのは信者だけ、だったりして。自業自得だと思うが。黒田日銀総裁の資産運用も是非聞いてみたいものだ。
5.
5.「米国がデフォルトしない理由」
昨晩、私のtwitterに「なぜアメリカは700兆円もの財政支出してもデホルトしないのか、説明してください」というリツイートが来たので、以下の図を張っただけで返信して置いた。
6「日本は緊縮財政か?」
今、以下のリツイートを私のtwitterにいただいた。「20年以上言い続けて外れてる財政破綻とハイパーインフレ、、、 緊縮財政のせいで金が回ってないことをそろそろ理解しろよ」。
私の回答は以下の通り。
「緊縮財政なら、世界ダントツの赤字はたまりません。日本は世界一の放漫財政。税収より財出が多いのを放漫経済という。これは世界の常識。以下の表を上から見ても下から見ても裏から見ても緊縮財政という言葉は出てきません。ばらまきたかったら増税するしかない。私は『小さな政府/低い税率』論者」
7.「MMT 支持者追随者の質を見れば、その素子層の質がわかる」
私に来る品のないリツイートの山を見て昨晩FB に以下のフェアをいただいた、「MMTに関しては、支持者追随者の質を見れば、その思想の質がわかるという好例ではないでしょうか。この人たちに関しては、ことが起これば窮地に追い込まれるのは他ならぬその人たち自身だとしか思えません」まったくその通りだと思う。