1.「今年起こりうる激震とは?」
本日、新ニュースメディアSAKISORUに今年起こりうる激震についての拙稿が載りました。無料で読めます。なぜマーケットがこの重要ポイントを、今のところ無視しているのか不思議です。この激震に関しての認識があるか否かで今年の投資成績は段違いだと思っています。
2.「米国すさまじいインフレ」
ボストン郊外1時間ほどに住んでいる次男・弘から年末にメールが来た。昨年4月から借りているアパートの賃料が今度の4月から17%値上げとの通知がきたそうだ。17%! 家賃は支出の中でもウェイトが大きいから、家を持っていない人は大変だ。米国人のインフレに対する不満が大きくなっているのも納得がいく。それなのに、史上最大規模の金融緩和を拡大継続中(テーパリングが終わる3月が最大)。明らかにFRBは引き締めが大幅に遅れている。このインフレで史上最大の金融緩和状態を続けるわけがない。テーパリング後に急速な引き締めが開始されると予想する。今の米国は、資産価格が急騰し、家賃も急騰するなど、日本のバブル期そっくりだ。資産効果は強烈のはず。しかも日本のバブル期は円が3年間で130円も切りあがるというデフレ要因があったが、今の米国にはそのデフレ要因もない。米長期金利は急騰だろう。なお、日銀には、引き締める手段が無い。引き締めれば中央銀行が債務超過になってしまうからだ。最悪状態。