1.「スイス中銀は債務超過でも問題なかった。しかし日銀は?」
昨晩私のtwitterに以下の質問が来た。「確か、当該6中銀の中の一つであるスイス中銀は2015年に スイスフラン高を牽制するために買入れた外貨建て資産が、GDPの15%相当の含み損を抱え、債務超過になったかと思うのですが その後に各国中銀は、藤巻さんが仰るような懸念を、なぜ持たなかったのでしょうか?」
私の回答は以下の通り。
「おっしゃるようにスイス中銀の債務超過は外貨建て資産の購入のためです。もしそれが故にスイスフランが減価するなら、たちどころに債務超過は解消されます。したがってマーケット/他の中央銀行は動じなかった。中央銀行が債務超過になっても、やばくならない条件は3つあります。①債務超過が一時的
②金融システムの堅持のためであり、中央銀行の金融政策はきちんと行われている。③国家財政が健全か最低限黒字化に向かっている。日本/日銀にはどれ一つ該当しません」
2「火山の爆発」
Windy というアプリより