(本日第2弾)本日は、朝第1弾を更新しています。そちらもお読みいただければ幸いです。
先ほど、私のtwitterに以下のリツイートが来た。「大きな円安ドル高をアメリカなどが容認するのかな?最近、財務相とアメリカ側が連絡とったと言うニュースもあったけどアメリカ側も動くのでは?素人ながらの疑問ですが」
私の回答は以下の通り
「ドル高は、インフレが最大の懸念材料になっているアメリカにとって、ものすごいメリット。自国通貨高はインフレ抑制の超極力な武器だからです。今のアメリカにとって大幅なドル高/円安は歓迎この上ない。自国を犠牲にしてまでドル売り介入で日本を助けようと思うわけがない。だから米国がドル売り介入にいい顔をするわけがありません。財務省が米国と話したという話は、為替介入ありと世間に誤解させ一時的に円安進行を食い止めたいだけの稚拙で幼稚な手法。ただこのことは、「もうそのくらいしか円安を止める手段はない(=金利を上げられない)ことを表明しているようなもので末期状態であることを世界に公表しているのと同じ」。