本日は朝に第1弾を更新しています。そちらもお読みいただければ幸いです。
「異次元緩和でたまった膿が一気にあふれ出そう、大丈夫か日銀、円?」
「3月の国内企業物価指数は前年同月比で9.5%上昇し39年3か月ぶりの上昇だ。なのに、なぜ日銀は、インフレ政策どころかインフレ加速政策を継続するの?せめて市場に大規模な資金供給をするのくらいは辞めたら?もっともそれが出来るのならばの話、だけど。テーパリングの完了とは、日銀のバランスシートをもうこれ以上膨らませないこと。すなわち市中に、お金を、さらにばらまくとのを辞めること。私が金融マンの時の金融緩和とは金利を引き下げるだけでお金など市中にばらまかなかった。為替介入の時だって不胎化政策と言って、オペでばらまいた円を回収したものだ。長期国債を買うのは、経済成長に伴って、回収する必要のない資金を供給するときだけ(成長通貨の供給と言った)。せめて当時のように資金をばらまき続けるのをやめたら?火事の時に水をかけることは出来なくても、せめて油を火の中に注ぎ込むことくらいは辞めたら?39年ぶりの企業物価指数上昇なのだから、そんなに躍起になってインフレを起こそうとするステージじゃないんじゃないの? もっとも,辞めたら長期金利暴騰で、政府は資金繰り倒産だと思うけど。又、突然辞めたら、入札で得た国債を日銀に転売するつもりだった金融機関も梯子外されて共倒れになってしまうけど。
異次元緩和でたまった膿が一気にあふれ出しそうだ。私が景気が良くなりインフレになったら日銀はThe ENDと警告していた理由。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB111LW0R10C22A4000000/