1,「ごめなさいね」
昨日以下のリツイートが私のTwitterに来た。で? (円のフリーホール)なりましたか? 来ましたか?先生?また外れ?」
以下の通り、回答した。
「確かに昨日、「昨日は円のフリーホール」の可能性を100%否定できない」と書いたのに、たった30銭(東京時間に比べれば60銭)のシミのような円安進行(
でした。ごめんなさいね。しかしいまだに、近い将来、1晩での「円のフリーホール」は起こりうると思っている。一番の可能性は格下へのニュース、外資系機関の日銀当座預金口座廃止(=ロシアと同じようにドルへのアクセスがづ可能になり円が世界のローカル通貨化する)」
2,「為替介入警戒ニュース」こそが最強の円安対策」
マスコミによる連日の「為替介入警戒」ニュース。これこそ政府・日銀が考える最強の「円安防止策」。「やるぞ、やるぞ」と言ってニュースで取り上げてもらっているうちが華、介入をやったら効力はなくなる。それも毎日、毎日、やっていると誰も気にしなくなる。投資家としては介入を気にしたり「介入があったら買おう」などと考えるのは愚の骨頂。介入を待っている間に円安が進行し、ドルを買えないまま取り残される。輸入企業の場合は破滅的眞状態に陥る。ファンダメンタルズに反した介入など全く怖くないのだから淡々と買っていくに限る。どうせ介入があってもせいぜい2円、2日で元に戻る、
3,「政策金利9%を予想するファンドマネージアーの出現」
ブルムバーグによると、モビアス・キャピタル・パートナーズの共同創業者のモビアス氏が「インフレ対策で政策金利は9%まで上昇する」との見方を示したそうだ。まだまだ謙虚な数字だと私は思うが、このレベルでさえ、この予想が当たれば、米長期金利やドル/円は暴騰。日銀と円は終わりをつげ、新中央銀行と新しい通貨が出来ていると思われる。累積赤字を無視した政府と危機先送りを助けた日銀の政策ミス。金ばらまけのMMT論者、積極財政論者、統合政府論者の罪は極めて大きい。
モビアス氏は1979年のサタデイナイトスペシャルの再来を念頭に置いているのだろう
この考え方は、日本のマスコミでは全く取り上げられないが米国では決して超マイナー意見とは言えない。サタデイナイトスペシャルとは当時の「悪性インフレは、過剰なお金の存在のせい」と看破した当時のボルカーFRB 議長が、政策の目標を金利からお金の流通量に変えた。金利上昇懸念や景気悪化懸念を一顧だにせず、強烈なQT (量的引き締め)を行ったのだ。それで長期金利は20%、1日のお金は24%に跳ね上がった。今は、(日本に比べればはるかに小規模とはいえ)財政ファイナンスでバラまかれたお金の量は当時より格段に多い。サタデイナイトスペシャルの再来を私が予想する理由
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-17/RJWRX0T1UM0W01?srnd=cojp-v2
4,「時給40ドル(6000円)
本日の日経新聞によると「9月のアルバイト・パート募集時平均時給は、1141円で過去最高だった」そうだ、ところで一昨日、婦人画報で連載記事の関係で元NHK の超人気アナウンサーだったNY 在住の久保純子さんにZOOMインタビューした。やはり予想通りNY のインフレ状況はすさまじい。それを実感できない日本人は、インフレが少しでも収まると景気悪化懸念で金融緩和再開と思ってしまうのだろう、そんな次元のインフレではない。一番驚いたのは .日本レストランが時給$40(6000円)でアルバイトを募集しているという話、日給ではないですぞ、時給!! 日本人は「日本料理屋に食べに行く人種」から、「日本料理屋に働きに行く人種」へ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB145F10U2A011C2000000/
5「久保純子さん家族とプライベートZOOM」
一昨日は、婦人画報のインタビューZOOMを終えた後、ボストンにいる息子夫婦と我が夫婦、純子さん家族の3組でZOOM雑談を45分ほどした。次男夫婦は、幼児教育の専門家でもある純子さんに熱心に質問していた。純子さん家族とは一緒にスキーに行ったり熊本旅行をしたり、何度も我が家に遊びに来てもらったりしている仲。彼女たちが6年前にNY に移ってからは、なかなか会えなかったので、とても楽しい時間となった(家内は純子さんとしょっちゅうラインしているようだが)
6「あれ~、コロナワクチンBA-1とは 型番落ちなのでは?」
「米国では今、コロナワクチンはBA-5型を接種している」と米国在住の息子から聞いていたので、このニュース見て「あれ~」と思った。BA-1型って型番落ちなんじゃないの?JAL 職員は在庫整理要員?専門家でないので記事を読んだ感想のみの記述。真偽は専門家に聞いてください。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221017-OYT1T50201/
7.「昨日は芸術家長谷君の帰国展覧会、そして会食@六本木」
昨日は文藝春秋のZoom インタビューの後、イタリアで長年彫刻家として活躍してきた小学校のクラスメート(中学では組が違った)長谷京治君の帰国記念展覧会@表参道に。長谷君の作品の一つは、つい先日まで、丸の内の中通りに飾ってあったが、今は箱根の森美術館に展示されている。しかし、写真を見ると「どちらが芸術家でどちらがしがないサラリーマンだったか」、一目瞭然だよな~。小学校・中学校では、長谷君は私と同じように、もてたとは思わないが、大人になった彼はかっこよくなっちゃって、さぞ、もてたことだろう。「もてる、もてない」など、もう全く気にならないし関係ない年齢になったとはいえ、ここまで容姿に差がつくと、やっぱりちょっと悔しい~(笑)
(↓長谷君展覧会)
https://www.axismag.jp/posts/2022/10/498233.html
長谷君の個展を見た後、18時から会食@六本木「淡悦」。根津美術館理事長兼館長・元東武デパート社長)、松谷明彦政策研究大学院大学名誉教授(元大蔵官僚)と私の3人。お互い、昔からよく知っている仲間だが、3人で会食は、初めて。日本経済の問題点からロシア・ウクライナ戦争等、話題は尽きず。