「(逆説的だが)日本は景気が良くなり、インフレが起こったらThe endシナリオにますます近づいた」.「ますます上がる税金・社会保険料」「米国のオバマケアは純粋な保険。日本の社会保険は格さ是正の再分配制度」

2022年12月04日

1.「(逆説的だが)日本は景気が良くなり、インフレが起こったらThe endシナリオにますます近づいた」

昨日のロイター記事。もし、このロイター記事の分析が正しいのなら来年初めにかけて、日米金利差はますます開き、ドル/円は急騰していこう(私もそう思っている)。その間に時間切れで日銀はアウト(日銀は金利を上げれば自身が債務超過。上げなければ悪性インフレとなり世間の怨嗟で摘み)。私がずっと昔から言っていた「(逆説的だが)日本は景気が良くなり、インフレが起こったらThe end 。日銀が破綻し.円暴落だから」のシナリオにますます近づいてきた。

https://jp.reuters.com/article/usa-economy-fed-rates-idJPKBN2SM1GR

 

「コロナ2価ブースターと3種混合」

米国にいる次男から昨晩「コロナ2価ブースターと3種混合(破傷風 百日咳、ジ不テリア)の予防注射を打った」とのラインが来た。そんなに混合したやつを一時に接種して大丈夫か?と心配したが、外科とは言え、彼も医者の端くれだから、心配する必要ないとは思ったものの、さすがにちょっと心配。朝ラインしたら「少し頭が痛いだけ」とのことだったので一安心。そういえば、私も留学した時すぐ「破傷風の予防注射をしろ」と大学の保健室から言われて驚いたが、米国は大人になっても破傷風の予防注射するようだ。なお、次男の嫁さんは来週コロナとインフルエンザの混合ワクチン接種だそうだ。

 

3.「ますます上がる税金・社会保険料」

本日の日経新聞1面トップ記事。バラマキや補助金を出し続けている限り、税や保険料はますます上がるのはやむを得ない。今後、税引き・社会保険料控除後の実質給料が上がるのを期待する方が無理。私が国会議員時代、こんなに財政が悪いのになぜこんなことに予算が付くの?と思うことが山ほどあった。、こんなにばらまいているのだからかなりの増税が必要。無責任なMMT派の言うように紙幣を刷ればいいなどという話では全くない。日本は再分配至上主義の社会主義国家だから税金・社会保険料がますます上がるのはいたしかたない。

今までも、ばらまいたのに十分な税金を集めず、これほどまでの借金がたまってしまった。これを解消するには大増税かハイパーインフレで究極の財政再建をするしかない。しかし、その後は「小さな政府&低い税金&社会保険料」にするべきだろう。それが嫌なら「ばらまき政府&馬鹿高い税金」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCA287850Y2A021C2000000/

 

4.「米国のオバマケアは純粋な保険。日本の社会保険は格さ是正の再分配制度」

オバマケア―は日本と同じような健康保険制度だと思っている日本人が多いが全く違う。日本の社会保険は保険ではく再分配制度であるが、オバマケアは純粋なる保険だ。オバマケアは「国民全体が保険に入りなさいよ、どうしても入れない人には公的保険に入れますよ」というだけの話。もちろん公的保険でカバーできる病気は最低限。保険だから年収・年齢に関係なく保険料は一定。何でもカバーする良い保険に入りたければそういう保険を提供する会社の保険に高い保険料を払って入る。日本の保険は年収や年齢で保険料に差をつけて、かつ、どんな人でも最高級医療を受けられる再分配の格差是正制度。私やモルガン時代の部下たちがが「日本は世界一の社会主義国家」という理由の一つだ。しかし少子高齢化社会になり、ここまで国力が落ちてくると「誰か他人のお金で再分配を」の時代は終わった。高度成長期やバブル期なら大儲けした人が沢山いたから、その人たちのお金で再分配出来たが、今は大儲けしている人の数が非常に少ない。再分配をするのなら「低所得層ギリギリの人たちを含め、国民全体に負担を強いなければこれほどの再分配制度の維持は不可能だ。「増税を受け入れる」か「自助努力を前体に米国型「小さい政府」を受け入れる」かしか選択肢はない。

 

.「専売公社の塩をまずかった」

今朝、ゆで卵に塩をかけていて、つくづく思った。昔の専売公社の塩は、メチャクチャまずかった。終戦直後の日本では不可欠な塩を供給する必要があったのだろうが、よくもあんなまずい塩を戦後35年間も専売出来たものだ。既得権益を離さなかったんだろうな~が今朝の朝の感想。昔はどんあ金持ちでも専売公社の塩化ナトリウムしか食べられなかった。今はどんな低所得な人でも塩化ナトリウムを塩として食べなくて済む。