「ついに日銀が白旗を上げた」
日銀、ついに白旗を上げ始めたか、が私の感想。いよいよ詰みの秒読み段階。今朝に、日銀の国債保有額が50%超えとのニュースが出た。昨日には、指値オペで10年発行国債の過半数を当日買いのニュース。今のまま0.25%の指値オペを続ければ、日銀の国債保有額はますます増え続け、入札当日買いの購入をさらに増やさなぅてはならなくなる。それでは、世界中に「日銀は財政ファイナンス実行中」の宣伝をしているようなもの。外国人主導の日本売りが発生してしまう。そうである以上、これ以上0.25%の指値オペの継続は不可能だ。それが本日の政策変更の理由。しかし、この0.5%は日銀の債務超過ぎりぎりの線。(今までは単に保有国債の評価損発生でまだ純資産)。もう日銀は何もできない。で、日銀が出来る金融引締め策は全て出し終わった。濡れぞうきんを絞り切った状態。徳俵の上に2本足でどうにか立っていたがついに片足1本まで追い込まれた。円の紙くず化は非常に近いと思う。