「“終わりの始まり”」「東京からの移住者に100万円」他

2022年12月29日

1.「“終わりの始まり”」

昨日は、「プレジデントオンライン」に拙稿が載りましたが、昨日には「ダイヤモンドオンライン」にも拙稿が載っていました。「日銀の金利引き上げが“終わりの始まり”である理由、資産防衛『最後のチャンス』か」多少ダブるところもありますが、「『中央銀行は債務超過にならない』というのはウソ」という章もあります。無料で読めます。

https://diamond.jp/articles/-/315493

 

2.「東京からの移住者に100万円」

何故こんな借金まみれで、危機が迫ろうというときに、こんな政策が出ててくるのか?政府・政治家に全く危機意識が無い。MMT論者の言うように国債が財源ならば問題なかろうが、普通に考えれば将来の増税を必要とする。徴税能力が抜群(=1%の増税で沢山の税収が上がる)なのは消費税しかないから、ここまで借金がたまれば、まとめてド~ンと消費税上げだろう。なぜ北海道の人や沖縄など東京からの移住に全く関係ないだろう人が、この件で税金を払わねばならないのか?

こういう歳出があると通常は、すぐ長期金利が上昇して、このような提案は袋叩き(?)になるのだが、 日銀の国債爆買いで、長期金利が上昇しないの。したがって無駄なバラマキが続々と続き、膨大な消費税上げが必要になる。もしくはハイパーインフレという借金踏み倒し。日銀の異次元緩和(=財政ファイナンス)の罪はドでかい。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA280720Y2A221C2000000/

 

3,「東洋経済貴社・編集者の山田 俊浩さん」

東京刑事の記者であり編集者である山田 俊浩さんがFB に以下のように書いてくださった。(12月20日23;17のFB)

「今晩のアベプラにて藤巻健史さんと久しぶりにお会いしました。これから超円安になる、ハイパーインフレが起きる、ガラガラポンが必要。日本は社会主義国家から資本主義国家へ変わらないといけないーーー。軸の部分が20年前と微塵もぶれておりません。

そしてその背景にあるのは、おそらく日本への限りない愛と、次代を担う若者たちへの期待。いやー、脱帽です。です」

山田さん、ありがとうございました。

https://www.facebook.com/toshihiro.yamada

 

4.

4,「米国長期金利」

12月13日に3.42%に下がった米10年金利は、又、又、上昇し始め、今や

3.86%。日本の金利がこれから同じ程度上昇したら、日銀アウト、格下げのリスクも浮上か?