ロイター記事によるとバークシャーは80億ドル相当の円債(約1兆円)を平均利利廻り1%の超低利回りで発行しているそうだ。円債を発行する際、お金を集めるための起債理由(=日本株を購入するため)はすでに充分約束を果たした。
ここで日本株を売って大きなキャピタルゲインを得た後(注:円建て社債は償還しない)資産をドルに切り替えれば1兆円もの巨額キャリートレードの実施だ。ましてや、日銀が信用を失い円が紙くず化(=ハイパーインフレ)すると分析すれば1兆円分のドルが丸儲け。こんな利益チャンスはそうは転がっていない。もちろんバフェット氏が日銀財務、円の先行きをどう読んでいるかによるが私がバフェット氏なら以上のアクションを取る。日本株を買うために来日と舞い上がるのは危険。バフェット氏は日本人のために投資をしているわけではない。自身&自社の株主のために行動する。市場は無機質で時に残酷。
Refinitiv data shows Berkshire has nearly $8 billion worth of yen bonds outstanding with an average coupon of 1%.
https://www.reuters.com/breakingviews/buffet-breaks-out-japans-value-trap-2023-04-12/