「YCC継続の理由」「年内の利下げが必要になるとは全く思っていない」「日本には計画経済国家思想が蔓延」「スイス憲法では財政均衡を謳っている」

2023年04月27日

1.「YCC継続の理由」

「『現状の経済・物価・金融情勢に鑑みて、現行のYCCによる金融緩和を継続することが適当だと考える』との考えを示した」―>これ違うんでないの、植田総裁?正しくは「日銀が激しい債務超過に陥るリスクを勘案して現行のYCCによる金融緩和を継続することが適当だと考える』

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB253JG0V20C23A4000000/

 

2.「年内の利下げが必要になるとは全く思っていない」

昨日の日経新聞。米モルガン・スタンレーのジェームス・ゴーマンCEOはインタビューに答えて、「年内の利下げが必要になるとは全く思っていない」「個別の銀行が危機的な状況になった原因は『銀行が資産と負債の管理を誤ったことに起因するにすぎない』と指摘した。そのうえで「(銀行システムは)極めて健全だ。過去とは大きく違っている」。私の分析と同じ。ちなみにモルガン・スタンレーはモリガン家が作ったという意味では同じだが私の勤めていたJPモルガンとは全くの別会社。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB215MN0R20C23A4000000/

 

3.「日本には計画経済国家思想が蔓延」

本日に日経新聞。「資産運用、日本勢の規模・能力見劣り 首相が改革指示」とのこと。え、え、~、こういうことって、首相が口出して指示することなの?計画経済国家思想が、政治家の間に染みわたっている。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2644O0W3A420C2000000/

 

4.「スイス憲法では財政均衡を謳っている」

私のtwitterに以下のリツイートをいただいた。

「浜田先生といい本田悦朗さんといいアベノミクス推進派が続々と転向している」

以下の返信を書いた。

「本田悦朗さんはスイス大使としてスイスに赴任している間にスイス憲法が財政均衡を謳っているのを見て、自分のバラマキ提案が間違っていることに気がついたのかしらん、と思ってしまいます」。

 

5.「財政均衡を憲法で歌っている国」

私のtwitterに以下のリツイートをいただいた。

「スイス憲法が財政均衡を謳っている。へぇ~、そんな国があるのですね。ブキャナン・ワグナーを地で行ってますね。日本もそうすべきかも🤔ブキャナン・ワグナー氏いわく『民主主義の下で財政を均衡させ、政府の肥大化を防ぐには、憲法で財政均衡を義務付けるしかない』」

以下のように返信をした。

「ドイツも財政均衡を憲法で歌っています。米国も50州のうち49州が州憲法で財政均衡を謳っています」

 

6、「アベノミクスとMMT は全く別なものか?」

田中秀臣氏が以下のツイートを彼のtwitterにされていた。

「藤巻氏は、本田さんのMMT批判を読んで、アベノミクスとMMTを同じものだとして考えてるのか。ぜんぜん違う」

以下の反論のリツイートを書いておいた。

「MMTの本家のケルトン教授自身が、『アベノミクス/異次元緩和」の(実質)財政ファイナンスを見て「日本でMMTを実験中」とおっしゃっていましたけどね~』

 

7.「違いが判らない」

私のtwitterに以下のリツイートがきた。

「アベノミクスとMMTの違いもわからないらしい

以下のように返信をした。

「どこがどう違うか説明してみてください」

返事は誰からもない。

 

8.「MMT 論者は健在か?」

(世界がインフレで悩む姿をみてMMT 論者がやっとおとなしくなった、とSNS に書いたら)私のtwitterに以下のリツイートが来た。

騒いでますよ マスコミが取り上げないだけ 残念ながらまだアンタのような勢力が強いようで ただ随分前から日本は終わるかのように言ってますが、いつ終わるのでしょう?

どういう方が、どう騒いでいるかお教えください。幼稚園児がいくら騒いで世間が騒いでいるとは言いませんので。

 

9.「癒された~」

昨日は、14時から追っかけをしている小泉和弘さん指揮の都響のコンサート@東京芸術劇場 本当に癒される、平日のこの時間だというのに広い会場は一杯。人気のほどがうかがえる。楽団員で演奏中マスクをしていたのは2人。だんだん欧米並みになってきた。

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