「あ~あ、言っちゃった」
せっかく植田総裁が必死でごまかしているのに、元日本銀行審議委員の桜井真氏が「あ~あ、言っちゃったつ」という印象。選挙まじかという理由はカモフラージュとして横に置いておいて,要は「長期金利の上限を現在の0.50%から0.75%に引き上げるのが精いっぱい。それ以上やると、多くの邦銀が米銀のSVB 状態になり金融市システムが危機に陥る。それが怖くて、どんなにインフレが加速しようとも、それ以上のインフレ対策は打てない」ということ。「これから円安が大きく進みますよ」と明言しているようなもの。言いたくてたまらないのだろうけど、そこまでは踏み込ん無のを自重しているのは「それ以上のことをすると日銀自身が債務超過でThe End.円もthe end」ということだろう。
Bloomberg いわく「(元日本銀行審議委員の桜井真氏は)年内に政策修正が行われる可能性自体も『五分五分』という。具体的な政策手段については、金融システム面の制約などを踏まえれば、長期金利の上限を現在の0.50%から0.75%に引き上げることが最大限ではないかと述べた」「複数の金融機関が経営破綻に追い込まれた米欧の金融不安は、日本にとって対岸の火事ではないと認識。日銀も金利上昇による金融システムへの影響に配慮が必要になると語った」「(日本の金融機関の) 日銀の利上げによる日本国債などの評価損発生は避けられず(後略)」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-31/RVGDP8T0G1KW01?srnd=cojp-v2