1.「もし為替介入があったなら」
昨日、以下の文を私のSNS に載せた。
「米国は基本、介入による為替操作を許さない。加えて今はインフレを抑えるのが至上命令。それには強いドルが非常に重要。自国通貨高は力強いインフレ抑制要因だからだ。他国に簡単にドル売りを許すはずがない。それでもドル売介入を日本に許すのなら米国も日銀が崖ぷちにいることを認識している証拠」
本日、以下の文を付記する・
「為替介入があったら、本来為替介入を許さない米国が 「日銀が崖っぷち、信用崩壊(=その発行するお金・円の信用失墜)の直前にある」と認識している証拠だと私は理解している。「ドルを厚く手元に置く必要がある。それも至急に」とのシグナルだと私は思っている」
2「FRBスタッフ、株価上昇に続く資産価格リスクに警戒ガード強める」
昨晩のブルムバーグニュース。「今回の世界的インフレは1985年~90年の日本のバブルと酷似」との私の主張に近い警戒感をFRBスタッフもお持ちのようだ。お金がじゃぶじゃぶで資産価格が暴騰。CPIが低位安定しているのに(強烈な自国通貨高が相殺していたので)資産効果で狂乱経済が到来した。これは金利引き上げでは収まらない。お金の回収が必要。今は当時よりも格段にお金をばらまいている。1980年のボルカーショック(=金利暴騰を気にせず政策目標をお金の回収に変更)と同様なことを行う必要がある。お金の回収を始めれば政府の資金繰り倒産が起きてします日銀によるお金の回収は不可能。ハイパーインフレ(=円のハイパー安)、日銀の崩壊が迫る。早く新しい中央銀行の創設準備を進める必要がある。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-08-17/RZJJYPDWLU6801?srnd=cojp-v2-markets