1.「円は先祖帰り」
今の若い人は、円とは国際市場で他通貨と自由に交換できる(ハードカレンシーという)と思っているかもしれないが、円がそうなったのはそう昔のことではない。私が学生の頃はソフトカレンシーだった。激しく管理され海外に行くときは持ち出し規制もあった。ハードカレンシーである最低限の条件は中央銀行の信用だ。そのうえで国力が強くなれば通貨はソフトカレンシーからハードカレンシーに変わりうる。
中央銀行が債務超過になり、それが一時的でないとなればその信用は失墜する。、そんな中央銀行が発行する通貨は先祖帰りでソフトカレンシーに戻ってしまう。他通貨と交換できないソフトカレンシーになればその通貨は大暴落だ。日本の経済がまだそれなりに強いうちに、新中央銀行を設立し新しく健全な通貨を発行しない限り日本の通貨は2度とハードカレンシーに戻れなくなるだろう。
2「知らないくせに人の実績をけなしてはいけない」
昨日、以下のリツイートが私のツイターに来た。
「モルガン首になった男の言うことには、信頼性はない!!皆無!!」
以下のように返信した。
「フェークはやめたまえ!以下は1997年の外資の日本国内での成績。最上段のJPモルガンの銀行部分が私が儲けた利益から様々なコストを引いた金額。世界中の儲け頭だったが日本国内だけみてもJPモルガン銀行部門は長年の間ずっと断トツの儲け頭だっだが。その儲けを一人で生み出していた男を首にするか!」
3「オーソドックスな金融論に沿ったオペレーションをしていたならば日銀に危機など来ない」
一昨日、以下のリツイートが私のツイターに来た。
「いつか・・・は、誰にでも言えることです。来月か来年か10年後か、200円をこえてハイパー円安になるのは、いつでしょうか?ご教授願います🤲」
以下のように返信した。
「財政規律を守り中央銀行が禁じ手の禁じ手と世界中でいわれる財政ファイナンス(=統合政府論の実践)などしなければ100年たっても200年たっても中央銀行の財務内容の劣化で起こるハイパーインフレ(=ハイパー円安)など来ない。金融学者が腰を抜かすようなアホ政策を中央銀行がやれば別ですが」
4,
昨日のラジオニッポン放送「渡邉美樹5年後の夢を語ろう」に朝日新聞編集委員の原真人さんが出演されています。以下のPODCASTで簡単に無料で聞けます。。
「敗戦で日本人は貧しくなったと思っている方が多いのですが、正確に言うと日本は戦後の財政破綻で国民が貧乏になった」との言葉が印象的です。
https://omny.fm/shows/jolf/5-23-08-19?in_playlist=yume5