「渡邉美樹5年後の夢を語ろう!23/08/26放送分」「BRICSが貿易決済でドルを使う事を放棄。So what?」他

2023年08月28日

1.「渡邉美樹5年後の夢を語ろう!23/08/26放送分」

先週の土曜日にニッポン放送「渡邉美樹5年後の夢を語ろう」に原真人朝日新聞編集委員とともに出演させていただいた(私は電話出演)。以下のPodcastで無料で簡単に聞けます。Podcastで今、聞きなおしていたら最後にお褒めの言葉が付け加わっていてお尻がムズムズしています(笑)

https://omny.fm/shows/jolf/5-23-08-26?in_playlist=yume5

 

2.「BRICSが貿易決済でドルを使う事を放棄。So what?」

4,5日前、以下のリツイートを私のtwitterにいただいた。

「藤巻先生 BRICSが貿易決済でドルを使う事を放棄したようですが、今後ドルは激しく下落と考えて良いでしょうか?」

以下のように回答した。

「20年ほど前、日本がユーロに対抗してアジアに円で決済する円経済圏を作ると意気込んでいたのと同じ」

 

3.「金融庁審議会での審議」

「日本がユーロに対抗してアジアに円で決済する円経済圏を作ると意気込んでいた時代がある」とTwitter に書いたら「そんなことあったっけ?記憶ないぞ!」と文句が来た。

以下のように回答した。

「以下の日経新聞を参照されたし。故池尾慶大教授が座長、私や三菱UFJの前司令官平野さんが審議委員の金融庁審議会で議論していたのですから事実。国際通貨を狙った円の野望は野望でおわった」

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37841380W8A111C1000000/

 

4.「基軸通貨の地位は魅力的。米国がそう簡単医てばなすわけがない」

基軸通貨の地位は極めて魅力的。BRICS諸国も少しでもそれに近ずこうとする。しかしむずかしい。基準通貨の地位は強大な国益。米国もそう簡単には手放さない。

 

5,「週末は札幌での講演会」

金・土・日は札幌へ。飛行機はANAB777-300 だったが満席。帰りもJAL の大型機だったが満席。行きは家内の席とも離れ、むさくるしい太ったおじさんの間に挟まれた(=3人席の真ん中)ので、特にくたびれた。(向こうも老醜の爺さんが横に来やがってと思ったに違いない。お互い様(笑))

新千歳についてからレンタカーで日帰り温泉の豊平峡温泉へ。生まれて3度目のあかすり。18時からは、眞木さん親子(お母様は呉服店経営、お嬢様は呼吸器内科医)と我が夫婦で加森さんご夫婦からのご接待を受ける@料亭川甚本店。川甚は加森さんが若い頃買った料亭で、札幌で芸者文化を守る最後の砦。特に女性陣にとっては(私にとっても、だが)、なかなか経験できない贅沢な一晩。ありがとうございました。

川甚②

川甚③

川甚⑤

川甚④

6「私が尊敬する『The経営者』加森さん」

加森さんは「婦人画報」で私の知人・友人にしたインタビュー連載の最終号にご登場いただいた方。以下は、その時書いた記事の一部。

「加森さんと知り合ったのは20数年前でしょうか 。当時 私は『資産を築きたかったら強い国のリスク資産を買え』と主張し米国の不動産と株を大いに推奨していましたが、米国不動産はおろか米株にも日本人は誰も興味を示さず 暖簾に腕押しでした あるときテニス仲間の友人が『藤巻さんの主張を実践している人がいる』と彼のホームパーティーで紹介いただいたのが加森さんでした 。外見から受けた第一印象は、失礼ながら、お父様から受け継いだ『のぼりべつクマ牧場』を粛々と経営し、子ども達に無事に引き継ぐことを考えている保守的な田舎のおじさんでした。 ところが付き合い始めると、とんでもない。『目からウロコ』のアイディアがどんどん出てくる勉強熱心な『The経営者』 だったのです ・「ところで加森さんの孫さん8人のうち 就学前と小学生の3人を除き、3人はスイス、2人はオーストラリアに留学。 世界を知らないと今後、ビジネス社会で生きて行くことは難しいと実感しているからだそうです また世界を知れば知るほど日本がいとおしくなると話していました。まさに私と同じ考えです。こうした発想ができ、経済を俯瞰できる人がいれば、まだまだ日本の経済界も捨てたものじゃありません。」

 

 

7.「FPL 証券主催講演会」

翌土曜日は15:00から16:20まで地場証券会社FPL証券主催の創立7周年記念講演会@ロイトン札幌。18時からFPL 証券社員の方々、関係者で打ち上げ&7周年記念飲み会。おいしかったし楽しかった。日曜、新千歳空港でマッサージを受けてから15;05の便で帰京した。帰りも満席、北海道マラソンのせいもあるだろうがタクシーもなかなか捕まらない。日本中、どこもかしこも内外旅行客であふれている

 

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