(本日第2弾)本日は、朝第1弾をアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。
1、「口先介入」
ちなみに先ほど流れた財務省神田財務官の「投機的な行動、あるいはファンダメンタルズで説明できないような動きが見られており、高い緊張感を持って注視している」との発言。「それなに?今のドル高円安ってファンダメンタルズ以外で証明できないのでは?」と言うのが私の感想。「このファンダメンタルズで円高ドル安が進んでいたらそれこそ、それが投機的動き」だと私は思うのだが。
2.「実弾介入の効果は?」
このファンダメンタルズで実際にドル売り介入をしても、逆にドル買いに火をつけるだけだと思う。実際の介入ではなく、“口先”介入がもっとも強力な武器。お化けも「出るぞ、出るぞ」の時が一番怖くて、出たら「なんだ~」と言うのと同じ。
しかしながら今朝の神田財務官の口先介入の後のドル/円の動き(=ごく短時間のごく小さなドルの下押し)を見ていると、口先介入でさえドル高円安を止められる雰囲気ではなくなったようだ。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-05/S02NP6DWLU6801?srnd=cojp-v2