（本日第2弾）本日は朝第1弾をアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。
「出来ない金融緩和解除をいかにも出来そうな風に言うと自らの首を絞める」
日本国債１０年物が0.７０% に上昇してきた。出来ない金融緩和解除をいかにも出来そうな風に言うと長期金利を、日本経済・日銀の危機ラインの１％に押しあげてしまう。植田総裁はインフレにつながる円安を止めようと自らを窮地に追いやってしまった。就任当時から予想していたが総裁のマーケットに対する感覚の鈍さがＸデイの契機になりそうだ。ついでながら総裁発言は世界的金利連れ高の連想から米国長期金利をも押し上げてしまったようで世話はない。結果的に日米金利差はますます開き円安加速、インフレ深刻化となってしまう。円と日銀が袋小路に追い込まれていく。ドル買いポジションを積み増すにはとてもおいしし日になろう。