1.「昨晩、NY 市場で委託介入があったとしたら、日銀と円とはThe Endの証」
昨日NY時間に政府・日銀のドル売り介入があったかどうか騒いでいる人がいる。介入は自国市場で行うのが常。他人の市場で介入を行う場合、自身(=日銀)は直接出て行かない(=行けない)。FED に委託する(=委託介入)。自分の庭(NY市場)を他国中銀に荒らされるのは迷惑千万だからだ。今、FED に委託介入を受けるだけの大義名分があるのか?米国は為替介入を許していない。たびたび行えば「為替操作国」の認定をする。ましてや、再度インフレ懸念が盛り上がっているときに自国「(=米国)のインフレを加速させるドル安を促す行為を認めるのか?委託を受けて介入すれば「為替介入否定」の大原則と「自国のインフレを加速する」に反する行為を行う大義名分を米国民から求められる。委託介入を受け入れれば、それこそ容赦なしの追求が待っているだろう。「このままでは日銀と円が沈没し米国も巻き込まれるのを恐れるたから」が唯一のエクスキューズだ。昨晩、NY 市場で本当に委託介入があったとしたら、日銀/円が追いつめられた最終ステージの強烈なサインだから早急に円を売ってドルに換えた方がいい。
2.「国民の資産増加の裏に目に見えない負債の増加」
2日ほど前、以下のリツイートが私のtwitterに来た。
「失礼します。 財政規律の緩みと国民性とは直接関係ないでしょう。 一部の財政拡大論者に政府の一部の議員たちが乗っかって騒いでいるだけだと思いますよ。 その証拠に政府が信用できない為に将来不安から各家庭が一生懸命投資や貯蓄に励んで過去最高の資産を築いているのをご存じでしょうか」
以下のように返信した。
「バラマキによって国民の資産が過去最高の資産になってるのは事実です。しかしその一方で国民のバランスシートには被徴税権(=将来の増税)というインタンジブルライアビリティーが同程度に膨らんでいるのも事実です。ばらまかれたお金は大増増税かハイパーインフレと言う形で解消されるので」
3.「広告塔になっては?」
2日ほど前、以下のリツイートを私のtwitterにいただいた。
「これだけのご経験があればどこかの広告塔として富を得ることもできたはず。高い倫理観や人間性を兼ね備えた方であり経済界のイチロー、大谷ですね」
以下のように回答した。
「ありがとうございます。ただ日銀破綻論者を雇うところは、この国にはないでしょうね。それ以上にモルガン銀行(現JPモルガン・チェース)在日代表兼東京支店長になった45歳以来、身近には家にしかボスはいなかったので(NYにはいた)ボスのために時間を拘束されることには耐えられなかったと思います」
4,「SNSで儲けたら」
2日ほど前、以下のリツイートを私のtwitterにいただいた。
「藤巻さん、フォロワー多いから有料化して一気に書けるようにしたら。 収益入ると思うけど」
他の方が以下のように回答してくださった。
「藤巻さんはSNSの有料化なんてケチな事はやりませんよ。自分の知識と経験を基に市場で勝負してたっぷり稼ぎますよ。それがディーラーってもんです」――>その通り。