(ここに述べる意見/分析は私が所属する政党の公式見解でも分析でもありません。私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
パウエル氏の記者会見をライブで見ていたが、なんだ、植田日銀総裁の記者会見と同じではないか?記者という記者がいつ利下げするのか引き出そうと必死だったが、パウル氏にはぐらかされて終わり。株価が史上最高値圏にあるとき金融緩和などしたら資産効果(株や不動産を持ってる人がその含み益で金持ちになったつもりになり、消費を増やす)で経済が狂乱し、悪生インフルが起こると聞いた記者がいなかったのは、まだアメリカも日本のバブルの教訓を学んでいないなと感じる次第。私がアメリカの記者だったらそれをつくけどね。(FOMCの結果を聞こうと、3時半から起きていたので、途中で眠ってしまい、最後の最後まで聞いていたわけではないが)
ちなみに、昔、ドル円コミティーの米国トップ(米財務省)が退職してjpモルガンに入社したので、彼が来日すると、よく日銀や大蔵省に一緒に出かけた。ある時彼と一緒に大蔵省の廊下を歩いていたら、すれ違った局長が、さっと道をあけ、おじぎをしていたのを思い出す。その彼との会話で記憶に残っているのは「タケシ、よく覚えておけよ。私の発言で為替市場がなんども大きく動いたが、私の真意が伝わった事はたったの1度もない」。