(ここに述べる意見/分析は私が所属する政党の公式見解でも分析でもありません。私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「もっともそうではあるが、実は関係ない理由で利上げ回避を図る日銀」
今朝は「衆議院が週末開催となりますので休みます」とテニス仲間に連絡した。
本当は確定申告で追われているせいで衆議院の開催日は参議院の私には全く関係ない。
全く関係ない理由をテニス休みの理由にするのは、「一見ありそうで全く関係ない理由を見つけ出して利上げをしない日銀」をまねたもの。
植田総裁は「労賃があがっていないから利上げをしない」など、もっともらしいけれどもおおよそ関係ないexcuseで利上げを回避している。利上げに追い込まれれば日銀壊滅、財政破綻だからだ。そのようなことを含め7日又は8日の予算委員会で植田総裁に対峙する。
2.「為替市場を忘れたか?」
明治大学政治経済学部の教授の飯田泰之氏が氏のX に以下のツイートを載せていた。
「日本円が紙屑になる!……と言っている人は,その紙屑になるものすら私に恵んでくれないので嫌い. 反論は具体的行動で示してほしい」
どうせ、私が念頭にあるのだろうから、以下のようにリツイートで反論しておいた。
「大学教授たるものが今、日本には外国為替市場があることを知らないとは驚き。円は貴兄にさし上げる前にさっさと円をドルに換えるという具体的行動を私は今、していますが。 円が紙くずになってドル円が紙くずになった後なら紙くずになった円を差し上げますがね。もっともその時までに私はほとんどの円をドルに変えてしまって円はほとんど持っていないでしょうが。 そのような時に、私は円不足で日本での税金が払えません。したがって納税のために円をリヤカー一杯持ってきてくだされば、それと交換に1ドルを差し上げますよ」
3「今年の米利下げはないのでは?」
「アポロのスロック氏、今年の米利下げはない-「インフレとの闘い」継続」昨晩のBloombergニュース。Bloombergいわく「スロック氏のほかにもサマーズ元米財務長官からシティグループのストラテジストに至るまで、高金利が予想以上に長期化する。あるいは年内に追加利上げが行われるとみる専門家は複数いる」――>同意。いつも書いているように、日本のバブル時の経験から、株価が史上最高値圏にあり住宅価格も高値にある限り、資産効果(資産を持っている人が金持ちになった気になり消費を増やす)は強力である。元気な経済はインフレを継続させる。ましてやドルが安定しており強烈なドル高が進行しているわけでもないからインフレを相殺すべきデフレ要因は無い。WTIも昨晩は一時1バレル80ドルを超えてきた。FRB はそう簡単に金利を引き下げられない。むしろ利上げだと思う。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-01/S9O7VWT0AFB400?srnd=cojp-v2-markets