.「予算委員会で植田日銀総裁に火曜日の『なんちゃって政策転換』について質問」「緩和拡大継続をコンファームしたにすぎない会合に関しての原さん記事」他

2024年03月21日

.「予算委員会で植田日銀総裁に火曜日の『なんちゃって政策転換』について質問」

明日は午前中に参議院財政金融委員会で植田日銀総裁に質問します。「なんちゃって政策転換」についてです。火曜日の決定介護の中身について、です。質問通告は一昨日出しましたが、夜、質問を練る予定です(17時半から19時半まで高校の同級生夫婦6組の飲み会がセットされているので酒を抑えて帰宅後に)

質問通告や質問時間は、夜、SNS 公開いたします。

明日はライブでも、又はあとで録画でも見られます。WEBの参議院インターネット審議中継(以下のページ)で3月22日 財政金融委員会 藤巻健史

と入れていただければ後日でも見ることができます。

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 

2,「緩和拡大継続をコンファームしたにすぎない会合に関しての原さん記事」

朝日新聞原真人編集委員の記事。今回の日銀の決定を、原さんは「出口へ第1歩を踏み出した」と書く。私は「緩和拡大継続をコンファームしたにすぎない会合」だった理解している。その点の違いはあるが、私と原さんは日銀に対する危機意識を長い間、共有している。原さんは元日経新聞記者。原さんを手放したことは日経聞には大きなダメージ。日銀の財務の深刻さを理解できている記者が少数派になってしまったようだ。

原さん記事に曰く「政府・日銀がこの間やってきたマクロ経済政策は、いわば両者が手を組んで「打ち出の小づち」を振り続ける行為だった。正確な説明もないまま1億2千万人の国民を危険な社会的実験に巻き込む行為だったのではないか。

日本の財政や金融政策は、かろうじて均衡を保っているように見える。だがそこには政府の巨大な借金、日銀のいびつな資産構成のような巨大な崩壊のマグマがたまっている。これが何かの拍子に一気に噴き出せば日本経済はひとたまりもない。

そもそも金融政策はきちんと本来の使命を果たし、正しく機能してきたのか。異次元緩和は国家や国民に何をもたらしたか。その点も改めて虚心坦懐(たんかい)に問われねばならない」。

https://www.asahi.com/articles/ASS3M4F1RS3MULZU007.html?iref=pc_ss_date_article

 

3.「九州交響楽団東京公演」

昨日は、確定申告も終わり、久しぶりの休日。

午前中テニス、午後は九州交響楽団東京公演@サントリーホールfrom 15時。

私共が追っかけをしている(日本一の識者だと思っている)小泉和弘さんが10年間務めた九響の音楽監督を勇退されるので、その記念演奏会。大入り満員、会場は熱気に包まれた。演奏後も万雷の拍手が鳴りやまず。演目はベートーベンの交響曲 第2番」と シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」。後者は107人とか109人の大編成の壮大な曲。感激した。TV カメラが入っていた。未確認情報だが、NHK 日曜の放送用(未確認)とのうわさ。

(↓はマエストロ小泉和弘さんと)

小泉和弘マエストロ

4.「小泉和弘さん慰労会」

演奏後はANAホテル内中華料理屋で小泉和弘ご夫婦の慰労会。

発酵学者の小泉武夫先生のお隣に。小泉武夫先生とは小泉マエストロ指揮の演奏会を通じて、昔からなじみで私共夫婦は、日経新聞毎週月曜日「「食あれば楽あり」を愛読している。「私は朝日新聞で8年間、週刊朝日で8年間連載を持たせていただいたが締め切りのプレーシャーはマーケットのプレッシャーどころではなかったですよ」と申し上げたら、先生はもう40年間も連載を続けていらっしゃるそうだ。私の計16年の連載など子供のようなもの。驚き。私が先生の連載を読んでいると「どうしても酒が飲みたくなって困ります」と申し上げ、家内が「いつも、よだれを垂らしながら読んでいます」と申し上げたら、小泉先生は「私はいつも、よだれを垂らしながら書いてます。朝4時半に起きて朝ぶろに入ると一層腹が減ってくるんです、そうなるとより一層、よだれの出るおいしそうな文章が書けるんですよ」とおっしゃった。さすが~。

(↓小泉武夫先生、小泉和弘マエストロの奥様、私)

小泉武夫先生