本日第2弾
本日は朝方第1弾をアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。
ここに述べる意見/分析は私が所属する政党の公式見解でも分析でもありません。私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
「いろいろな問題がボロボロと出始めた」
農中の評価損の問題」に続いて、昨日は「日銀買い入れオペで1年超3年以下が札割れを起こした。いろいろな問題がボロボロと出始めた。雪崩の前に小さな雪片がぽろぽろと落ち始めるのと同じ。前兆かもしれない。早めの保険(ドルの購入)が賢明だと私は思う。
日銀の債券購入オペとは日銀が国債を購入し資金を金融機関に供給するオペレーション。異次元緩和オペレーションの肝。
昨日のオペは短期国債を日銀に売りつけたい人が不足する一方、長期債を売りつけたい金融機関が沢山湧いてきたということ。民間金融機関が保有している長期国債を短期国債に切り替えようという意図の現れ。長期金利上昇を予想して長期債から逃げようとしている。日銀が長期金利のコントロールが不能になりつつあるということ、ちなみに「中央銀行が長期金利をコントロール出来る」と考えていたのはG20の中でも黒田日銀だけ(黒田日銀の前は日銀も正当は金融論の教えの通り、長期金利を中央銀行はコントロール出来ないと、ホームページに明記していた)
日銀が(正統派金融論の教えの通り)長期金利をコントロール出来なくなれば暴れ馬のように長期金利は暴騰し、日銀も円も(この場合には)財政も崩壊し最悪の事態が来る。くれぐれも日米金利差縮小で円買いなどと考えないこと。紙くず化する円など世界中の誰もが無視するようになる。財政規律無視のバラマキ、財政ファイナンス(=統合政府論の実践)の当然のつけ。歴史は繰り返す。