(ここに述べる意見/分析は私が所属する政党の公式見解でも分析でもありません。私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
「え? 中央銀行が、『巨大な保有債券の評価損を、(本来中央銀行が持ってはいけないはずの)株式評価益で補っている』の?」
12時40分まで本会議があり、今昼食中。13時半から16時30分までエネルギー関係の調査会。
現在(13時)十年もの金利が1.07%まで上昇している。正統派金融論の教えのとうり中央銀行は長期金利をコントロール出来ないことが明確になってきた。一生懸命もぐら叩きをしても追いつかないようだ。これを日米金利差縮小で円高要因と捉えるのは泥船の船体がボロボロと崩れている最中に泥船にあいた穴を一つふさげたので、これでこの船は大丈夫、万歳をしているのと変わらない。「巨大な保有債券の評価損を、(本来中央銀行が持ってはいけないはずの」株式の評価益で補っている」など、買ってみたこともない。健全な中央銀行とは到底言えない。異常事態。
これで米国株が何かの理由で崩れ、日本株がつれ安となり株式評価益が縮小していったら、日銀は目も当てられない惨状になる。