(ここに述べる意見/分析は私が所属する政党の公式見解でも分析でもありません。
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「18日の国会でも日銀の財務が議論に」(朝日新聞)
以下、昨日の朝日新聞朝刊。
「18日の国会でも日銀の財務が議論になった。日本維新の会の藤巻健史氏が長期金利が上昇して評価損が膨らむことなどに触れ、『日銀(の財務)は耐えられるのか』と質問。植田和男総裁は、国債の損失に備えた引当金を積んでいるなどとし、『財務に必要以上の心配をすることはないのではないかと思っている』とした。一方で、「色々な可能性があるので、財務の健全性に留意しつつ、適切な政策運営に努めていく」とも述べた」
「(英国では)財政に影響する量的緩和による損失問題は英議会の財務委員会でも繰り返し取り上げられ、懸念が示されてきた」
しかしながら、英国などより異次元規模で問題は大きいのに、日本では我が党の浅田均議員と私以外、誰も真剣に問題としていない。日本が近々に直面する国難なのに、マスコミもほとんどが無視。
しかし朝日新聞が取り上げてくださった。問題点をきちんと的確にとらえている。本来は日銀やマスコミが果たすべき「奴雁」(仲間たちが餌を啄んでいるときに、不意の難に備えて周囲に注意を払っている)の役割を朝日新聞のみが果たしている。
https://www.asahi.com/articles/ASS6S3D0VS6SUHBI01TM.html?iref=pc_ss_date_article
2.「170円も視野に、市場介入リスクにも動じない為替トレーダー一段の円安を見込む」
昨日のbloomberg ニュース。いわく「トレーダーらは、日本の通貨当局が円買い介入に踏み切る可能性に動じておらず、円は1986年以来のドル高・円安水準まで下落するリスクがある」―>。 まぁ、そう考えるのが当然でしょうね。ただし日米金利差しか頭にないから、170円でとまると思っている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-24/SFLX92T0AFB400?srnd=cojp-v2-markets