.「本日朝8時にプレジデントオンラインに拙稿がアップ(無料)」.「国債が急落しているときに立ち向かえるサラリーマントレーダーなどいない」

2024年06月27日

(ここに述べる意見/分析は私が所属する政党の公式見解でも分析でもありません。私の個人的見解・分析であることをご理解ください)

 

1.「本日朝8時にプレジデントオンラインに拙稿がアップ(無料)」

本日朝8時にプレジデントオンラインに拙稿がアップされました。無料で読めます。

■「1ドル=200円」の円暴落に今すぐ備えよ…「7月末の日銀会合で日本円の運命が決まる」と私が考える理由

以下、一部抜歯

「この最適解を見つけるために日銀は、市場参加者の意見を1カ月かけて聞くという。市場参加者の意見を聞けば、最適解が見つかるのか?

私の長いマーケット経験からして、そんなに甘いものではない。

日銀がもし「毎月1兆円の買いオペを減額すれば、どのくらいまで長期金利は上昇すると思いますか?」と聞いた時、マーケット参加者は「1.5%くらいだと思います」と答えたとしよう。それを信じて行動した人は、生き馬の目を抜くと言われるマーケットで、最初に目を抜かれ、食べられてしまうだろう。

この「1.5%くらいだと思います」との回答は「1.5%くらいだと思いますから、皆さん買ってくださいね。皆さんが買ってくれて暴落が止まったら、私も買いに入ります」という意味でしかない」

「大恐慌の瀬戸際でもないのに、なぜ金融政策は史上最大規模の「超超超超超金融緩和状態」を継続するのか?その理由は、日銀自身の債務超過への恐怖としか考えようがない」

https://president.jp/articles/-/83095

 

2.「国債が急落しているときに立ち向かえるサラリーマントレーダーなどいない」

昨日、以下のリツイートを私のX にいただいた。

「今日のテレビ東京『モーニングサテライト」』は、 日銀の国債購入減額が3兆円/月でも、長期金利は1%のまま、という人が出ました。だとすると、まあ10年で日銀保有国債は半減することになります。 私は政府&日銀の願望代弁者かと思いましたが、もし、7月末からそうなったら、日銀の出口あり、となるのでしょうか?以下のように回答した。

「その方は、実際、トレードなどしたことない人ですね。今まで国債を持っていなかった人ならまだいざ知らず、国債価格が下落を開始し、所属機関保有の国債の評価損がグングン大きくなっているときに(倒産の危機まで出てくるときに)買い向かえるサラリーマントレーダーなど私の経験からしていませんね。右顧左眄するだけ。自分の分析に自信があるとき、私は立ち向かったから、(果敢に相場に立ち向かう意味で)クレージーガイと呼ばれた(大手ヘッジファンド・オ―ナーの)ムーアキャピタルのルイスベーコン氏に「あの日本人のクレージーガイ」と呼ばれましたけど、今、そんな人、聞いたことない。ちょっと前まで日本人0.8%まで上昇したら買うと皆、新聞紙上で言っていましたけど。今、誰も買う気配さえ見せていない。売りたがっている。言っていることと、実際やれるかは別のこと。