(本日第2弾)「米国のインフレは収まるか?」「財政規律を尊重する国は借金などたまらない」他

2024年07月16日

(本日第2弾)

本日は、朝第1弾をアップしています。そちらもお読みいただけると幸いです。

 

(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません。私の個人的見解・分析であることをご理解ください)

 

1.「米国のインフレは収まるか?」

本日、以下のリツイートを私のXにいただいた。

「かなり米国のインフレ率が下がってきましたが、藤巻先生はまだ上昇の余地はある、とお考えでしょうか。」

以下のように回答した。

「米国ではインフレが収まり金利下落の予想が出るたびに株価が上昇し、不動産価格が上がる。資産価格の上昇は消費者物価の計算には入らない(注:帰属家賃の3割が計算に入る)が強烈な経済狂乱要因であることは日本のバブルで経験ずみ。日本のバブル時は円高が毎年30円から40円進み、このデフレ要因が、狂乱経済というインフレ要因を相殺した。

米国は今ドルが上昇しているとはいえ、日本のバブル期に比べればはるかに穏やかで自国通貨高(=ドル高)が資産インフレの相殺要員にならない。お金の回収を強烈に行わないとインフレは収まらない。1979年にボルカーのサタデイスペシャル(=ボルカーショック)に至ったとの同じ状態。あの時より、今の米国はお金をバラマいている。

なお、日本のバラマキかたは更に異次元にすさまじい」

 

2.「熊本は水と空気がきれいで警視が良い」

本日の私のつぶやきに対し、以下のリツイートが私のXにきた。

「熊本はTSMC一択やないですかね」

以下のように回答した。

「熊本には阿蘇があり、阿蘇の伏流水で水がきれいな上に空気がきれい。景色も良い。北海道に並ぶ広大さ。そもそもTSMCが進出してきたのも水がきれいで豊富なのが大きな理由」

 

3.「財政規律を尊重する国は借金などたまらない」

先日、以下のリツイートが私のXにきた。

むしろ財政規律を優先しすぎて、国力が落ちたせいで円安になってるような気がするのですが……🤔」

以下のように回答した。

「財政規律を優先しすぎた国がどうして世界最大の借金王国(対GDP比)になるのか?対GDPの借金総額というのは税金で借金を返せる難易度ランキング。日本は既に大増税では返せるレベルをはるかに超えている。したがって ハイパーインフレという大増税しか選択肢はない。国民の富が実質政府に移行。究極の財政再建策だが、国民生活は地獄。すべて財政規律を無視したつけ」

 

4・「『円高になったらなんか辛そうですね』んんん?」

介入直後で円高が進んだ時、以下のリツイートを私のXにいただいた。

「円高になったらなんか辛そうですね」

以下のように回答した。

「円高になっなら->何言ってんのやら。160円などまだまだ超円 高。ずっと円高、事態は全く変わっていない。私の学生時代は1ドル360円。現在の国力にあった為替のレベルは1ドル= 400円。それで中立。それより円が弱くなればはじめて円安状況と言える。かけて加えて日銀財務が最悪だから1ドル1兆円へ(=円の紙屑化)財政規律を無視し、財政ファイナンスに手を染めたつけは極めて大きい」

 

5.「国力の低下&中央銀行の財務の悪化」

先日、私のつぶやきに対し、以下のリツイートが私のXにきた。

「日本自体が弱ってるから円安方向に動くわけで、日銀の財務だとか国債発行したからとかそういうことではないということ」

以下のように回答した。

「日本自体が弱っているから1ドル400円くらいまで円安が進み、かててくわえて日銀の債務超過による信用失墜で円の紙屑化(=1ドル1兆円)が起きる。何度も書くが通貨が国力を反映するのは中央銀行が健全であることが前提での話」