「小学館「マネーポストWEB」の私のインタビュー記事」「財務省のS&Pに対する抗議文は2002年5月の話」「米国株で億リ人に」他

2024年07月22日

(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません。私の個人的見解・分析であることをご理解ください)

 

1.「小学館「マネーポストWEB」の私のインタビュー記事

小学館「マネーポストWEB」に私のインタビュー記事が本日アップされました。ダイジェスト版記事は以下で読めます。無料で読めます

https://www.moneypost.jp/1169258

 

2, 「財務省のS&Pに対する抗議文は2002年5月の話」

先ほど私のX に以下のリツイートがきた。

「近年自国通貨建て国債がデフォルトした新興市場国とは異なり、日本は変動相場制の下で、強固な対外バランスもあって国内金融政策の自由度ははるかに大きい。更に、ハイパー・インフレの懸念はゼロに等しい。by 財務省

https://mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140530s.htm

以下のように回答した。

「誰かの説を妄信して知ったかぶりをして自分の無知を公衆にさらすなど恥ずかしいこと甚だしい。異次元緩和(=財政ファイナンス)を開始(2013年4月)する前で国の借金が643兆円しかなく(現在は1297兆円)、日銀のバランスシート規模が117兆円(2001年末)しかなかった(現在は761兆円:2024年5月末)2002年の5月発行の意見者の内容になんの意味がある?

しかもこれは高橋洋一氏が自分で書いたと豪語し、当時財務官だった黒田氏の責任で出された意見書だと私は理解しているが。

貴兄は『中国は、今、日本に進軍し占領していようとしている。なぜなら蒙古軍が1274年と82年に蒙古軍が日本に攻め込んだから』と主張しているのと等しい」

 

3,「国会議員としての発言とは」

今朝以下のリツイートが私のX にきた。

「この発言は国会議員としての発言なのか。トレーダなら正解だろうけど。

昔から言ってると言ってるけどなんだかね」

以下のように回答した。

「1945年8月10日になっても「日本は神国だ。絶対負けない。竹槍を持って突き進め」と大本営発表を広めるのが国会議員の役目なのか?私はこの期にいたっては「もう竹槍を持って突っ込むな。自分の命を守れ。無駄死にするな」。そして開戦前に「この戦争はやるな(=異次元緩和をやるな),始めれば、とんでもない結末になる」と主張するのが、国会議員の役目だと思うが」

 

4.「ユーモアを解さない人」

今朝、2023年6月に書いた「(続)(藤巻注:日銀は一番悲惨で私は日銀と円の消滅を予想している) 私は日銀と円の消滅を予想しているがゆえに6か月後のドル/円を400円~500円、もしくはそれを通り越して天文学的数字になると予想する」

と書いたことに関し、今朝私のX に以下のリツイートがきた。

「答え合わせしましょう。1年経ちました」

以下のように回答した。

「答え合わせは「貴兄はユーモアを全く介さない唐変木さん」ということだけ。私がどう言う場面でこの予想を書いたか原文を読みかえしてみなさい。亡くなった大場元財務官がユーモア好きで「世の中で最もアホで無益な仕事は、数か月先の為替の予想をすること」とユーモアたっぷりに描いたことがあったので、そのことに触れ「大場さんのユーモアが大好き。それでは私は6ヵ月先の為替は**円と予想します」と自虐的ユーモアを交えて書いた追悼文。それに対して「その予想が当たっていたか答え合わせをしましょう」など、ユーモアを全く解さない唐変木もいいところ。

ちなみに円が大幅に安くなるという予想が正しければ1ドルが200円だろうが400円だろうが1000円だろうがどうでもよい。大場さんのおっしゃるようにそんな緻密な数字の予想など誰にもロジカルにはできないのだから。予想しようとするのは時間の無駄。重要なのは大きな円高か小さな円高か、変動なしか、小さな円安か、大きな円安となるか?だけ」

 

5.「米国株で億リ人に」

本日、以下のリツイートを私のXにいただいた。

「いつもの藤巻節炸裂。常にブレない姿勢に好感が持てます。当方貴兄の発言を信じリーマンショック以降米国株への投資を愚直に続けたお陰で億リ人になれリタイアできました」

以下のように回答した。

「それは大変良かったです。おめでとうございます。たしかにリーマンショック直後、世間が「100年に1度の危機」と騒いでいるとき、「100年に1度のチャンス」という本を出し「米株を買え」とお勧めしていました。(そういえば、当時85歳くらいだった見識あるおばあさま経営者が「私しゃ85歳なのに100年に一度の危機を人生で2回も経験してしまいましたよ(1929年の大恐慌とリーマンショック)」と、リーマンショックを「100年に一度」と表現することを揶揄していました)ただご注意いただきたいのは、さすがに今は日本株に関してはもちろんのこと米株に対しても警戒的であることはご認識願いします。米国株に関しては「まだまだ上昇する」とは思いますが買うのなら『こわごわ買ってくださいね』と言っています」