(本日第2弾)
本日は朝第1弾をアップしていますのでそちらもお読みいただけると幸いです。
(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
現在米国の10年金利は4.433%。 9月16日は3.62%だから1か月半で0.8%もの上昇だ。もし日本の長期金利がこんなに上がったら株価の下落をまきこみ、日銀が大変な債務超過になっているだろう。(ちなみに日本の10年金利は同期間に0.18%の上昇で現在1.00%)
長期金利の上昇で中央銀行の財務が危なくなるなど聞いたことが無い。価格変動の激しい長期債など中央銀行たるもの通貨の信認のために持ってはいけないと伝統的/正統派金融論ではされていた。それを世界稀なるほどに大破り保有しているのが日銀なのだから、長期金利上昇とともに信用がぐらついてくるのは当然だろう。
株とて同じである。世界の中央銀行で株を保有しているのは(他目的で少額保有しているスイスの中央銀行以外)日銀以外無い。
ちなみに今晩、FRBがマーケットとの予想どおり0.25%の利下げを行ったら、米国長期金利は将来のインフレ再燃を見越して逆に上昇するのではなかろうか?少なくとも私が現役時代のマーケットならそう反応したはずだ。