(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「円高に振れれば来週の株式市場はピンチ」
昨日の円高は、18日に植田日銀総裁が講演で金融引き締めを匂わし日米金利差が縮小するのではないか?との予想のせいとの分析のようだ。なにせ米国長期金利が4.445%まで上昇してきているのだから昨日の円高は日本の事情だろう。
一方、昨晩のシカゴ市場は38,015円。東京クローズに比べて627円安。一時は890円安まで行った。月曜の為替がNYクローズあたりで、もたもたしていれば、日経平均は大幅安となるだろう。
2.「最近の日経平均は円安になっても上がらず(むしろ下がり気味)、円高に振れると大幅下落」
最近の日経平均は円安になっても上がらず(むしろ下がり君)、昨晩のように円高に振れると大幅下落する。もし月曜日に植田総裁が実際に金融引き締め(正確に言えば金融緩和のかすかな縮小)を匂わせれば大巾下落だろう。ましてや12月会合で実際に「金融緩和のかすかな縮小」を行えば、暴落か。
昨日の小規模円高でデイトレーダーのようなweak longが振り落とされているだろうからポジションが軽くなっており、円安が進み始めたら力強いものとなることが見込まれる。
3,「不安な12月」
12月は日銀の金融政策決定会合、バラマキ国会等、「国債買いオペの減額なるか」
等Xデイ(トリプル安)を引き起こす可能性のあるイベントは目白押しだ。
4.「拡大する日銀の保有国債評価損」
8月28日の日本国債10年モノの利回りは0.89%。現在は1.06%。私の計算では8月28日現在で保有国債評価損は約13兆円だから今や18兆円の評価損まで膨れ上がっている。ほぼ今年度の法人税収や所得税収と変わらない額にまでなった。しかも長期金利が0.1%上昇するたびに2.9兆円も評価損が膨らむのだから、尋常な状態ではない。
これから日本の長期金利は相当に上がっていくだろう。日銀が抑えつけようと思っても、爆買いを再開(=お金のジャブジャブに市中に流す)しない限り無理だろうから、評価損は超巨大になっていく。ここで「日米金利差縮小だから円高」などと馬鹿なことを言ってはいけない。壮大な債務超過で日銀と円は存続不能となる。 万が一爆買いを再開すれば円暴落、インフレ加速。
どちらにしても日本は詰んでいる。あらゆる市場をコントロール出来ると思いこみ、あらゆる市場で政府・中央銀行が圧倒的存在になっているのは資本主義国家ではない。計画経済国家。計画主義国家は膿が溜まって、いずれ崩壊するのは歴史の教えるところ。
5.「自衛隊音楽祭@武道館」
昨日は自衛隊音楽祭@武道館
自衛隊太鼓をはじめ、自衛隊の力強さを感じる。
私は美術間で展示物を鑑賞する時、「この絵を自分の部屋に飾り毎日見たい」か「飾りたいとは思わないか」と自問しながら見ている(もちろん買える/買えないかは、無視)。
国会での予算審議の際は自分が「この歳出項目なら税金を払うことに満足する」か、それとも「こんなことに私の税金使うなよ」と思うかのどちらなのかを絶えず考えている。自衛隊への支出は当然、前者。
6.「野村証券出身、地方再生に燃える若き挑戦者 米田さん」
私が顧問をしている株式会社「かぜ」の米田社長がホームページを再開した。是非ご覧になってください。野村証券出身で地方再生に燃える若き挑戦者だ。
私が北海道十勝のグランイングリゾートのフェーリエンドルフをよくご紹介しているが、ここも米田社長の経営。
https://x.com/sorakaze_gtp?s=21
フォローよろしくお願いいたします。