「代表選での吉村大阪府知事への投票依頼」「通貨発行益VSs債務超過額」

2024年11月23日

(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)

1.「代表選での吉村大阪府知事への投票依頼」
12月1日は日本維新の会の代表選挙だ。私は吉村選対のメンバー。
頭脳、スマートさ、人柄、熱意、誠実さを総合的に考えると、維新の未来は吉村さんに託すしかない。
党員の方、特別党員の方など投票権のある方、是非、吉村さんにご投票ください。

2.「中央銀行たるもの価格が多く上下する資産は信用維持のために保有しては
いけない」
先日書いたように日銀が「年間の利益です」と胸を張って、対外的に言明できる純利益(通貨発行益)は年間1兆5000億円程度である。後の利益は株式関係とか為替の評価益など、対外的には、「え、中央銀行がそんなことで利益を上げているの?」と驚かれてしまう利益である。それを世界が理解したら、日銀や円の信用が失墜してしまうかもしれない項目だ。
中央銀行たるもの、通貨の信用を守るために株や長期国債など価格が大きく上下する資産など保有してはいけないのが常識だからだ。株価が上昇し、ドル高が進行すればいいが、逆回転をしたら債務超過の額も甚だしくなるからだ。

3.「通貨発行益VSs債務超過額」
日銀が堂々と胸を張って「日銀の利益(=通貨発行益)です」と言明できるのは年間約1兆5000億円くらいだ。それなのに20兆、30兆円の評価損が出たら、損失補填に何年かかってしまうのか?(すでに保有国債の評価損だけで20兆円ぐらい) ところで、米国中央銀行も大きな債務超過が発生しているではないか?という人がいる。
長期金利が4.4%、短期金利が4.5%~4.75%での債務超過である。日銀がここまで上げたらどうなるのか?現在のコアCPIは日本と米国、そんなには変わらない。
しかも、FRB の年間純利益(=通貨発行益)は年間1700億ドル(≒26兆円)ほども。1.5兆円の日銀とは違うのだ。高い利周りの債券を購入してきたからだ。FRBは実現損だろうが評価損だろうが、短期に簡単に穴埋めが出来る。日銀は出来ない。

4.「弔問記帳」
先週水曜日は夕方、崇仁親王妃百合子殿下への弔問記帳に赤坂御用地の三笠宮亭邸、三笠宮東邸、真殿宮邸へ。

5.「虎の会」
先週水曜日、崇仁親王妃百合子殿下への弔問記帳の後は、昭和25年生まれの人たちの会である「虎の会」@キャピタル東急。
写真前列右から竹中さん(竹中土木会長)、柳井準ちゃん(元三菱商事副社長・私と幼稚園のクラスメートメート)、根津さん(東武デパート元社長、根津美術館館長&理事長)、長谷川さん、高橋さん(元東急電鉄常務、東急ホテルズ社長)、私。
後列右から大塚さん(日本精工元社長/会長)、宮沢洋一君(自民党税調会長。私と小・中9年間クラスメート。高校は隣のクラス、大学は別(涙))、塚本さん(元みずほ銀行頭取)、古賀さん(元野村証券者社長、元日経連審議員会議長/ 会長)、芦原さん(芦原太郎建築事務所。日本建築家協会第11代会長)、竹井さん(クリストフル・ジャパン会長)、長谷川さん、牟田君(宮沢洋一君秘書;宮沢・牟田・藤巻は小学校のクラスメート)
30年以上、毎年3,4回は集まっているので大変気さくな仲間
30年以上、毎年3,4回は集まっているので大変気さくな仲間たちだ。

虎の会

6.「異次元緩和の罪と罰」
一昨日の日経新聞に再度、元日銀理事の山本謙三さんの書いた「異次元緩和の罪と罰(講談社現代新書)」の宣伝が載っている。
バラマキ政党の躍進により、今回の臨時予算&来年の本予算では、マーケットが反乱を起こす可能性がかなり高まったと思う。こんなばらまき予算を組んでいたら、相撲でいえば「勝負がついた後にさらに押し出す」ダメ押しを食らった状況になる。
その理由を理解するためにも是非、ご一読を。絶妙なタイミングで発行された本。

日経宣伝②